ドリームマッチ実現の機運が早くも高まっている。
3月31日、日本プロボクシングの2024年度年間優秀選手表彰式が都内で行なわれ、式典には7年連続8度目の最優秀選手賞に輝いた世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥らが出席した。その壇上で井上が突然、WBC世界バンタム級王者の中谷潤人に対し来年東京ドームでの対戦オファーを出すと、中谷は「やりましょう」と即答。会場は大きなどよめきが起きた。
井上はマイクを手に持つと、斜め後ろに座っていた中谷に向かって「中谷くん、1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」と笑顔で宣戦布告した。モンスターのまさかの電撃オファーに会場が騒然とするなか、斜め後ろに座っていた“ビッグバン”は笑顔でこれに呼応。立ち上がると、無敗の王者同士はがっちりと握手を交わし、大舞台での対決を約束した。
まだ正式決定でないとはいえ、ボクシングファン垂涎のプラチナカードであることは間違いない。この歴史的な瞬間は海外メディアも大きな関心を寄せている。1922年にアメリカで創刊されたボクシングの老舗専門誌『The Ring』は公式Xに井上と中谷が握手をした場面をスクリーンショットで共有。「ナオヤ・イノウエはジュント・ナカタニに2026年の東京ドームでの試合をオファーすると、彼はこう答えた『やりましょう』」と無敗の日本人ボクサー同士の試合が現実味を帯びたことに興奮を隠し切れなかった。
井上は今年1月にWBOスーパーバンタム級11位のキム・イェジュン(韓国)と闘い、4回にKO勝利を収めて3度目の王座防衛に成功した。注目の次戦は現地5月4日に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA同級2位ラモン・カルデナス(米国)の挑戦を受ける。一方の中谷は、2月24日にWBAバンタム級6位のダビド・クエジャル(メキシコ)と対峙して3回KO撃破。左右のコンビネーションから強烈な左フックで挑戦者の戦意を喪失させる衝撃的な決着で、こちらも3度目の王座防衛を果たしている。
両者が順調に無敗の防衛ロードを突き進めば日本のファンのみならず、海外のボクシング関係者からも熱い視線が注がれることが必至なドリームマッチ。東京ドーム決戦にファンの夢は膨らむばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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井上はマイクを手に持つと、斜め後ろに座っていた中谷に向かって「中谷くん、1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう」と笑顔で宣戦布告した。モンスターのまさかの電撃オファーに会場が騒然とするなか、斜め後ろに座っていた“ビッグバン”は笑顔でこれに呼応。立ち上がると、無敗の王者同士はがっちりと握手を交わし、大舞台での対決を約束した。
まだ正式決定でないとはいえ、ボクシングファン垂涎のプラチナカードであることは間違いない。この歴史的な瞬間は海外メディアも大きな関心を寄せている。1922年にアメリカで創刊されたボクシングの老舗専門誌『The Ring』は公式Xに井上と中谷が握手をした場面をスクリーンショットで共有。「ナオヤ・イノウエはジュント・ナカタニに2026年の東京ドームでの試合をオファーすると、彼はこう答えた『やりましょう』」と無敗の日本人ボクサー同士の試合が現実味を帯びたことに興奮を隠し切れなかった。
井上は今年1月にWBOスーパーバンタム級11位のキム・イェジュン(韓国)と闘い、4回にKO勝利を収めて3度目の王座防衛に成功した。注目の次戦は現地5月4日に米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、WBA同級2位ラモン・カルデナス(米国)の挑戦を受ける。一方の中谷は、2月24日にWBAバンタム級6位のダビド・クエジャル(メキシコ)と対峙して3回KO撃破。左右のコンビネーションから強烈な左フックで挑戦者の戦意を喪失させる衝撃的な決着で、こちらも3度目の王座防衛を果たしている。
両者が順調に無敗の防衛ロードを突き進めば日本のファンのみならず、海外のボクシング関係者からも熱い視線が注がれることが必至なドリームマッチ。東京ドーム決戦にファンの夢は膨らむばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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