サーフィンのワールドサーフリーグ（WSL）で優勝２回を誇るフィリッペ ・トレド（ブラジル）が４月３日、エルサルバドルのプンタ・ロカ（ラ・リベルタード）で開催されたWSL第４戦「エルサルバドル・プロ」の初戦で圧勝し、ベスト32に進出した。
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　トレドは昨季、怪我とメンタルヘルス不調を理由に休養。そんな同サーファーについて、米老舗専門誌『SURFER MAGAZINE』は「この男より速く“Sharp Eye”（契約サーフボード）を走らせた人はいるか？」と綴り、今季の復活に期待を寄せた。
  　またWSLに復帰したトレドについて「WSLファイナルまでに調子を取り戻せるか？ 彼は、現在五十嵐カノアに次ぐ９位だが、ランキングを駆け上がる準備が整っていることが分かる。それが中央アメリカであろうとオーストラリアであろうと、時間の問題だ。まったく異なるコンディションで成し遂げることになるが、それは素晴らしいストーリーになるのではないか」と同誌は記し、胸を踊らせた。

　さらに以下のように綴り、世界王者のサーフィンスキルを絶賛した。

「彼はチャンピオンに求められる素早さ、機敏さ、攻撃力を持っている。この男より速く“Sharp Eye”（契約サーフボード）を走らせた人はいるか？」

　WSLの第４戦は現地５日の６時（日本時間 ５日21時）に再び、開催の可否が判断される予定。トレドは再び「“Sharp Eye”」で王者に返り咲くことはできるのか、今シーズンの活躍が楽しみだ。

構成●THE DIGEST編集部

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