完璧な一枚に賛辞が集まっている。

　フィギュアスケートの最強国決定戦「世界国別対抗戦」はエキシビションが４月20日、東京体育館で行なわれた。日本のキャプテンを務めた坂本花織をはじめ出場した海外スケーターらが個性的な演技で大会を締めくくった。
【画像】もはや恒例行事!? 坂本花織が自撮りした“最高の一枚”

　フィナーレで、もはや恒例行事といっても過言ではない微笑ましいシーンがあった。参加スケーターがリンクを一周し、観客に挨拶をしたときだ。坂本は国際スケート連盟（ISU）のスタッフからスマートフォンを受け取ると、慣れた手つきですぐにカメラを起動する。そして出場選手をリンク中央付近に招き、全員が揃ったことを確認。テレビ朝日のマスコットキャラクター・ゴーちゃんまで含んだ豪華な全員集合ショットをパシャッと自撮りした。

　ISUの公式インスタグラムは坂本が撮影したカットを即公開。文面には「忘れられないシーズンを締めくくる最後のセルフィー」と題し、手前で笑顔を浮かべてピースサインする坂本と、スケーター全員がカメラ目線でしっかり画角に収まる素晴らしい一枚がアップされた。
  　同コメント欄には「かおちゃん、いつもながら自撮り上手」「Excellent!!」「いつものように素晴らしい写真、ありがとうカオリ♡」「いい仕事してますねー」などと、坂本の自撮りテクニックを称える言葉が溢れた。

　坂本はこれまで世界選手権やグランプリファイナルなど、国際試合の表彰式やエキシビションでの自撮り撮影を何度も経験しており、どれも高い完成度で出来上がると評判に。ISUのスタッフから全幅の信頼が寄せられ、この日も職人芸のような素晴らしいカットをファンに提供した。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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