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「ユウキはあのマシンを乗りこなせる」古巣レーシングブルズCEOが「100年に一度の才能」の相方の難しさを語るも、角田の活躍に太鼓判【F1】

THE DIGEST編集部

2025.04.29

レッドブルのマシンへの適応に挑戦している角田。(C)Getty Images

レッドブルのマシンへの適応に挑戦している角田。(C)Getty Images

 F1レーシングブルズのピーター・バイエルCEOは、シニアチームであるレッドブルのセカンドドライバーがことごとく成績不振に陥る現象についての自信の考えを明かし、今季途中からその座に昇格した角田裕毅は同チームで活躍できると語った。

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 レッドブルはマックス・フェルスタッペンをファーストドライバーに据えて一時代を築いてきたが、2人目のドライバーは不安定な傾向にあり、フェルスタッペンが昇格した2016年からの10シーズンで計6人をセカンドシートに座らせている。そして過去の5人はことごとくフェルスタッペンに敗北、成績不振などで退団しているため一部では“毒されたシート”と表現されている。

 しかしバイエル氏は蘭専門メディア『RacingNews365』のインタビューのなかでこの“毒されたシート”との見方を否定。2023年に当時レッドブルに所属していたセルジオ・ペレスがドライバーズランキング2位に輝いたと“反例”を挙げた。

 続けてバイエル氏はただ単にフェルスタッペンが「100年に一度の才能」を持ち、レースへの集中力が極めて高いため、それに相棒がついていけていないだけと主張。フェルスタッペンについて以下のように絶賛した。

「マックスはレースのことしか考えていないんだ。朝起きてすぐレースのことを考え、寝ても覚めてもレースのことを考えている...あるいは寝ずにシミュレーションレースをしていることもある。人生を通してこの挑戦に備え、トレーニングを重ねてきた。そして、成功を重ねるにつれて、精神力も鍛えられてきたのは明らかだ」

 そのように話しつつも、現在のレッドブルのマシンは「あまりにも尖っている」とドライバビリティの低さにも言及したバイエル氏。現在、そのマシンへの適応を試みている角田にとっても「挑戦になるだろう」と見通しながらも、「ユウキはあのマシンを乗りこなせると思う」と昨季の戦友に太鼓判を押した。

 角田は現在レッドブルでの3戦で獲得わずか2ポイントという状況。果たして今季どこまでフェルスタッペンに成績面で食らいつけるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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