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格闘技・プロレス

井上尚弥のダウンに「わぁぁぁぁお!」元世界チャンプもまさかの展開に驚き「こんな強いとは…」「下馬評とか全くアテにならないな」

THE DIGEST編集部

2025.05.05

井上はダウンを喫するなど苦戦を強いられたが、8回にTKO勝利を収めた。(C) Getty Images

井上はダウンを喫するなど苦戦を強いられたが、8回にTKO勝利を収めた。(C) Getty Images

 現地5月4日(日本時間5日)、プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が米ネバダ州・ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(米国)に8回TKO勝ちを収め、4度目の王座防衛を果たした。井上は通算30勝(27KO)無敗で、世界戦のKO勝利を23とし、歴代最多を更新した。元世界チャンピオンらは、2回にダウンを喫しながらも井上の勝利に安堵しつつ、挑戦者の思わぬ奮闘ぶりに驚きを示した。

【動画】井上尚弥がまさかの“ダウン”を喫した実際の映像。その後8ラウンドに逆転KO!
 
 元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏と元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏が公式YouTube『ぶっちゃけチャンネル』(@butchakeTTH03)を更新。井上の防衛戦を生配信で解説し、白熱の戦いに一喜一憂した。

 2回、王者がまさかのダウン。畑山氏は思わず「わぁぁぁぁお!」と絶叫。渡嘉敷氏も「えっー!まさか、まさかの…」と信じられないといった様子をみせた。また、3回、4回とカルデナスが王者に対して怯まずに手数を出していくシーンには、「世界戦には魔物がいるっていうか、こんな強い選手だったっけってビックリするね」と渡嘉敷氏が反応すると「世界戦には魔物がいっぱいいますよ」と畑山氏も応じた。

 接近戦から徐々にペースを引き寄せた井上が6回に猛ラッシュをみせるも、挑戦者も驚異的な粘りを発揮。渡嘉敷氏は「よく我慢してるなコイツ。物凄いタフ。まだ、右フック、左フックバンバン振ってくる」「こんな強いとは思わなかった。めっちゃ強いじゃん」と称賛すれば、畑山氏も「まだ試合捨ててないもん」「いや、良い選手。普通に強い」と同意。

 結局、8回45秒に井上がTKO勝ちを収める結果となったが、「いやー心臓に悪いな。大橋会長もヒヤッとしただろうな。試合的には面白かった」(渡嘉敷氏)「やっぱり世界戦はこういうことがあるんだな。下馬評とか全くアテにならない」(畑山氏)と挑戦者の善戦を称えた。

 これで世界戦KO勝利が世界歴代最多となる23となった井上。畑山氏は「(記録保持者だった)ジョー・ルイスを超えるってスゲーな。ヘビー級の世界チャンピオンを超えるってスゲーよ」と感服していた。

構成●THE DIGEST編集部

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