F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン（レッドブル）が偽名を使用してフェラーリのテスト走行に参加していたことがわかった。
【画像】フェルスタッペンが公開した"フランツ・ヘルマンの名前入り"のフェラーリ296 GT3！

　英紙『Mirror』は、「レッドブルのスター、マックス・フェルスタッペンが偽名を使ってフェラーリのテストに参加、その秘密が暴露される」と題した記事を掲載。「オランダ人レーサーは金曜日、ニュルブルクリンク北コースでフェラーリ296 GT3のテスト走行に新しい名前で参加した」と驚きをもって報じている。

　同紙は、「フェルスタッペンは身元を隠すため、フランツ・ヘルマンという偽名を名乗った」と報道。「しかし、４度のF1王者は、Verstappen.com Racingのカラーリングを施したマシンで存在感を消そうとはせず、自身のトレードマークであるヘルメットと本名が入ったレーシングスーツを着用した」とし、ギャラリーにはバレバレだったようだ。
  　同紙によれば、ガレージは厳重に警備されており、フランツ・ヘルマン（フェルスタッペン）の写真撮影は禁止されていたという。通常はプライベートな環境でテストセッションを行なうが、今回はNLS第３戦を前に公式テストとセットアップセッションに参加。「もちろん、彼の出現の噂が広まるのにそれほど時間はかからなかった」とそのスター性を伝えている。

　一方、フェルスタッペンは昨年、こうほのめかしていたという。

「ニュルブルクリンク北コースは僕の最も好きなサーキットのひとつだ。数年後には本物のGT3で、ここでレースができたらと思う」

　ドイツで気分転換を図った27歳は、現地５月16日に開幕するF1第７戦エミリア・ロマーニャ・グランプリ（GP）に参戦。第６戦マイアミGPでは４位に終わった王者が、再び表彰台を狙えるか。

構成●THE DIGEST編集部

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