5月4日に行なわれたF1第6戦のマイアミ・グランプリ決勝で、レッドブルの角田裕毅は10位入賞し、今週末はスプリント(6位)と合わせて4ポイントをチームにもたらした。
【動画】“冷静沈着”ピアストリがフェルスタッペンのオーバーランの間に首位浮上! ピットレーンでのスピード違反で5秒のタイムペナルティーを受け、11位のアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)と0.168秒差と、ぎりぎりの入賞を果たした角田は、「やるべきことをやって、ペースを最大限に引き出すしかありませんでした。自分で自分を苦しめてしまったけど、それでも1ポイントを取れて嬉しいです。ただ、ペースには満足していません。チームとしても苦しんでいたので、その原因を理解する必要があります」とコメントを残している(フランスのモータースポーツ専門『NEXTGEN-AUTO』より)。
さらに、「今日はウィリアムズが飛ぶような速さを見せた一方で、我々には十分なペースがなかった。ドライビングの問題も含め、何が起きたのか見直す必要があるけど、それを明確にするのは簡単ではないでしょう」と、チームとしての問題を指摘。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表からは「ユウキは最終的に1ポイントを守りきって10位フィニッシュと、よくやってくれた」と労をねぎらうコメントが贈られた(F1公式サイト『F1.com』より)。
『F1.com』は、レッドブルにとってはマックス・フェルスタッペン、角田ともに苦しんだレースだったと伝えながら、後者については「5秒加算のペナルティーを受けたものの、レース終盤に猛プッシュし、背後のハジャーとの差を5秒以上に広げたためで、最終的に10位とポイント圏内を死守した」と綴っている。
各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は「またしても角田は控えめな成績に終わった」、ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』は「フェルスタッペンの4位と角田の10位が、フロリダでレッドブルが成し得た全てだった。しかも、さらに悪い結果になっていた可能性もあった。角田はピットレーンでのスピード違反によって5秒ペナルティーを受けており、最後までポイントを獲得できるか確信が持てなかったのだ」と、それぞれ伝えた。
そして英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、「5秒ペナルティーは、最終的に角田にとって致命的にはならなかったが、もし後ろにいたのがレッドブル・グループのドライバー以外だったなら、違う影響が出ていたかもしれない。これは彼のレースを脅かす愚かなミスだったが、それを抜きにしても、ペースはフェルスタッペンのそれにはまだ遠く及ばない」と、厳しく指摘している。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
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さらに、「今日はウィリアムズが飛ぶような速さを見せた一方で、我々には十分なペースがなかった。ドライビングの問題も含め、何が起きたのか見直す必要があるけど、それを明確にするのは簡単ではないでしょう」と、チームとしての問題を指摘。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表からは「ユウキは最終的に1ポイントを守りきって10位フィニッシュと、よくやってくれた」と労をねぎらうコメントが贈られた(F1公式サイト『F1.com』より)。
『F1.com』は、レッドブルにとってはマックス・フェルスタッペン、角田ともに苦しんだレースだったと伝えながら、後者については「5秒加算のペナルティーを受けたものの、レース終盤に猛プッシュし、背後のハジャーとの差を5秒以上に広げたためで、最終的に10位とポイント圏内を死守した」と綴っている。
各国専門メディアの報道では、ブラジルのF1専門サイト『GRANDE PREMIO』は「またしても角田は控えめな成績に終わった」、ポーランドのF1専門サイト『dziel pasje』は「フェルスタッペンの4位と角田の10位が、フロリダでレッドブルが成し得た全てだった。しかも、さらに悪い結果になっていた可能性もあった。角田はピットレーンでのスピード違反によって5秒ペナルティーを受けており、最後までポイントを獲得できるか確信が持てなかったのだ」と、それぞれ伝えた。
そして英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、「5秒ペナルティーは、最終的に角田にとって致命的にはならなかったが、もし後ろにいたのがレッドブル・グループのドライバー以外だったなら、違う影響が出ていたかもしれない。これは彼のレースを脅かす愚かなミスだったが、それを抜きにしても、ペースはフェルスタッペンのそれにはまだ遠く及ばない」と、厳しく指摘している。
構成●THE DIGEST編集部
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