F1レッドブルの角田裕毅は現地5月17日、第7戦エミリア・ロマーニャGP予選Q1のアタックでマシン大破の大クラッシュ。翌日の決勝レースではピットレーンからのスタートとなったものの、運も味方し入賞圏内の10位浮上に成功した。
角田自身、「愚かなミス」と悔やんだ予選でのクラッシュについて、チームのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士も同様に「信じられないほど大きな痛手」とコメント。その理由を蘭専門メディア『Racing News 365』に明かした。
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破 マルコ博士は、次戦モナコGPの舞台モンテカルロ市街地コースが非常に狭く、少しのミスがクラッシュに直結するため、この先スペアパーツが必要になる可能性が比較的高いと示唆。そういったレースを控えてのマシン大破だったため、「モナコGPを含めたトリプルヘッダーを戦う私たちにとって、このクラッシュは信じられないほど大きな痛手だ」と嘆いた。
また同メディアは、マルコ博士が懸念しているのは開発の遅れだと指摘する。レッドブルがスペアパーツ製造にコストをかけるとなると、「今季のアップデートのみならず新規定が始まる2026年シーズンのマシン開発にも影響が出る」と説明。「開発が新たなクラッシュによって妨げられてはならない」としてパーツ破損を"限度内"に収めるのが重要だと強調した。
チャンピオンシップ争いに十分な戦闘力を持つマシンの提供が求められているレッドブル。そのためには、ある意味当然だが、セカンドドライバーのミスも最小限にとどめる必要もあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介!
角田自身、「愚かなミス」と悔やんだ予選でのクラッシュについて、チームのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士も同様に「信じられないほど大きな痛手」とコメント。その理由を蘭専門メディア『Racing News 365』に明かした。
【動画】縁石が本当に難しいイモラ… 角田裕毅が予選Q1でコースアウト→マシン大破 マルコ博士は、次戦モナコGPの舞台モンテカルロ市街地コースが非常に狭く、少しのミスがクラッシュに直結するため、この先スペアパーツが必要になる可能性が比較的高いと示唆。そういったレースを控えてのマシン大破だったため、「モナコGPを含めたトリプルヘッダーを戦う私たちにとって、このクラッシュは信じられないほど大きな痛手だ」と嘆いた。
また同メディアは、マルコ博士が懸念しているのは開発の遅れだと指摘する。レッドブルがスペアパーツ製造にコストをかけるとなると、「今季のアップデートのみならず新規定が始まる2026年シーズンのマシン開発にも影響が出る」と説明。「開発が新たなクラッシュによって妨げられてはならない」としてパーツ破損を"限度内"に収めるのが重要だと強調した。
チャンピオンシップ争いに十分な戦闘力を持つマシンの提供が求められているレッドブル。そのためには、ある意味当然だが、セカンドドライバーのミスも最小限にとどめる必要もあるようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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