F1ウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表は、現地5月25日のモナコGP終了後に、F1公式サイトでレース後コメントを出し、「こんなレースは間違っていると感じている」とレース展開に疑問を投げかけた。
【画像】F1界最強のワイルド系イケメン! 偉大なる父を持つ“天才ドライバー”カルロス・サインツの厳選フォト集 「両ドライバーでポイントを獲得できたのは素晴らしいし、アレックス(・アルボン)とカルロス(・サインツ)がそれを達成するために本当に強力なチームワークを発揮した」と両ドライバーに賛辞を送ったボウルズ氏。10、11番手スタートから4戦連続のダブル入賞を果たした点は認めつつも、そこに至る過程には納得がいかない様子を見せた。
ボウルズ氏の不満の原因は、レーシングブルズが採った戦略だ。同チームはオーバーテイクが事実上不可能なコース特性を利用し、5番手を走行していたアイザック・ハジャーのフリーストップ(ピットインの際、順位を失わずにコースインすること)のためにチームメイトのリアム・ローソンを意図的に遅く走らせ、後続車とハジャーの間隔を拡大。これを両ドライバーで行なったため、レーシングブルズはポジションを失わずにピット義務を消化しつつ、入賞を確実なものにした。
ウィリアムズもポジションキープのためにこの戦略に合わせざるを得ず、同様の戦略を実施。後ろを走るメルセデスの2台を抑えて、9、10番手以上を確定させた。英メディア『The Race』によると、この時ボウルズ氏は元上司であるメルセデスのトト・ウォルフ代表にテキストで「申し訳ない。この先に何が起こるかを考えると、私たちには選択の余地がなかった」と謝罪をしたといい、ウォルフ氏からは「分かっているよ」との返答があったという。
もちろん、ボウルズ氏はレーシングブルズを批判しているわけではなく、「モナコのルールやレギュレーションを見直す必要がある」と主張。「なぜなら、こんなレースは間違っていると感じているし、パフォーマンスと持っている武器でレースをしたいが、まだそこまで到達していないからだ」と改善を求めた。
このレースにはドライバーも否定的なコメントを出しており、アルボンは「今日(のようなレース)は、カルロスも僕も望むところではない。きれい(な入賞)ではなかった」(F1公式サイトより)とコメント。さらに、「皆にひどいショーを披露してしまった」(英専門局『Sky Sports』より)とファンに謝罪した。
また、レース途中にペースを落とすアルボンに業を煮やしたジョージ・ラッセル(メルセデス)がペナルティ覚悟でヌーベル・シケインをショートカットした行為について、サインツは「なぜ(ラッセルが)そうしたのか、僕には完全に分かる。なぜなら、レース序盤に(僕も)アレックスとローソンに対してもう少しでそれをやるところだったからだ」(英メディア『PlanetF1』より)と理解を示し、以下のようにレギュレーション見直しの必要性を説いた。
「あれ(足止めする作戦)は絶対に面白くなかったし、このスポーツにおいて間違いなく検討すべき点だ。ペースでレース結果を操作できないようにする方法を見つけるべきだと思う。レース結果の操作はスポーツの精神に反している。以前はレースを操作すると、大きな罰則が科せられたはずだ」
ドライバー、チーム首脳など各方面から否定的な意見が上がっているモナコGP。来季に向けてどのような改善が図られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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ボウルズ氏の不満の原因は、レーシングブルズが採った戦略だ。同チームはオーバーテイクが事実上不可能なコース特性を利用し、5番手を走行していたアイザック・ハジャーのフリーストップ(ピットインの際、順位を失わずにコースインすること)のためにチームメイトのリアム・ローソンを意図的に遅く走らせ、後続車とハジャーの間隔を拡大。これを両ドライバーで行なったため、レーシングブルズはポジションを失わずにピット義務を消化しつつ、入賞を確実なものにした。
ウィリアムズもポジションキープのためにこの戦略に合わせざるを得ず、同様の戦略を実施。後ろを走るメルセデスの2台を抑えて、9、10番手以上を確定させた。英メディア『The Race』によると、この時ボウルズ氏は元上司であるメルセデスのトト・ウォルフ代表にテキストで「申し訳ない。この先に何が起こるかを考えると、私たちには選択の余地がなかった」と謝罪をしたといい、ウォルフ氏からは「分かっているよ」との返答があったという。
もちろん、ボウルズ氏はレーシングブルズを批判しているわけではなく、「モナコのルールやレギュレーションを見直す必要がある」と主張。「なぜなら、こんなレースは間違っていると感じているし、パフォーマンスと持っている武器でレースをしたいが、まだそこまで到達していないからだ」と改善を求めた。
このレースにはドライバーも否定的なコメントを出しており、アルボンは「今日(のようなレース)は、カルロスも僕も望むところではない。きれい(な入賞)ではなかった」(F1公式サイトより)とコメント。さらに、「皆にひどいショーを披露してしまった」(英専門局『Sky Sports』より)とファンに謝罪した。
また、レース途中にペースを落とすアルボンに業を煮やしたジョージ・ラッセル(メルセデス)がペナルティ覚悟でヌーベル・シケインをショートカットした行為について、サインツは「なぜ(ラッセルが)そうしたのか、僕には完全に分かる。なぜなら、レース序盤に(僕も)アレックスとローソンに対してもう少しでそれをやるところだったからだ」(英メディア『PlanetF1』より)と理解を示し、以下のようにレギュレーション見直しの必要性を説いた。
「あれ(足止めする作戦)は絶対に面白くなかったし、このスポーツにおいて間違いなく検討すべき点だ。ペースでレース結果を操作できないようにする方法を見つけるべきだと思う。レース結果の操作はスポーツの精神に反している。以前はレースを操作すると、大きな罰則が科せられたはずだ」
ドライバー、チーム首脳など各方面から否定的な意見が上がっているモナコGP。来季に向けてどのような改善が図られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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