現地５月29日から４日間、女子ゴルフの海外メジャー第２戦「第80回全米女子オープン」がウィスコンシン州・エリンヒルズGC（6829ヤード、パー72）で行なわれる。今年の日本勢は総勢21名が出場。多士済々の顔ぶれが揃った。
昨年は笹生優花が21年以来となる２度目の戴冠を成し遂げ、渋野日向子を３打差抑えて優勝。日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。両者は今年も参戦し、有力候補として名前が挙がっている。また前週リビエラマヤオープン（メキシコ）で米ツアー初Vを飾った岩井千怜、日本ツアーで年間女王に輝きメジャー初挑戦だった昨年の全米女子オープンでトップ10入り（９位）を果たした竹田麗央など、多くの日本人ゴルファーが覇権を虎視眈々と狙っている。
大会開幕を直前に控え、LPGA公式サイトは「最も注目すべきグループ」と題した記事を配信。注目すべき選手として、昨年の女王である笹生と今季メジャー初戦シェブロン選手権でメジャー初優勝を飾った西郷真央を挙げている。
記事では笹生について、「2001年のカリー・ウェブ（オーストラリア）以来となる連覇を目指している」と紹介。「LPGAメジャー５大会の中でも最も難しい大会での数々の成功を考えると、彼女をエリンヒルズのヒロイン候補から完全に除外するのは難しいだろう」と記述し、日本人ゴルファーに引き続き注目しているが「連覇の可能性は低い」と痛烈に指摘。今季のLPGAツアーに８回出場して４回予選落ちしている点を理由に挙げ、今大会は苦戦を予想している。
LPGA選手らの距離別スタッツを細かく分析するゴルフ専門サイト『KPMG Performance Insights』によると、「ユウカ・サソはパッティングでのみストロークを稼いでおり、現在その指標では18位にランクされている。さらに、レギュレーションあたりのパット数（1.72）でも６位タイとなっている」と説明。パッティングの正確性は高く評価しているが、「全米女子オープンに出場する競技者にとってはボールストライキング（総合的なショット力）が間違いなく重要になるだろう」と論じており、「３度目の優勝を狙うなら、サソはボールストライキングを完璧にこなす必要がある」と言及。連覇するうえでショット力が重要なキーポイントになると主張する。
ボールストライキングとは、ドライバーの総合力を表すトータルドライビング（TD）とパーオン率の順位を合算した数値。ウッド、アイアン、ウェッジの「総合ショット力」で、この数字が小さいほどショット全般の能力が高いということになる。
一方、西郷についてはシェブロン選手権の優勝を含め、３大会連続でトップ15入りしている安定感を評価。さらに世界の実力者たちを抑えて今シーズンの獲得賞金ランキング１位（142万2258ドル＝約２億300万円）に君臨していることと、世界ランクを13位にまで上げている勢いに着目していた。
今シーズンのLPGAツアーは複数回優勝した選手がおらず、まさに群雄割拠。誰が勝ってもおかしくない本命なき戦いが、いよいよ始まる（下記は日本選手の初日スタート時間）
■１番スタート
・岩井明愛（29日 21時29分）
・岩井千怜（同日 21時51分）
・泉田琴菜（同日 22時35分）
・木村葉月（同日 22時46分）★
・池羽陽向（同日 22時57分）
・馬場咲希（30日 2時41分）
・畑岡奈紗（同日 2時52分）
・古江彩佳（同日 3時3分）
・西郷真央（同日 3時36分）
・長沢愛羅（同日 3時58分）★
・西村優菜（同日 4時9分）
・勝みなみ（同日 4時20分）
■10番スタート
・渋野日向子（29日 20時56分）
・竹田麗央（同日 21時18分）
・笹生優花（同日 21時40分）
・鈴木愛（同日 22時24分）
・桑木志帆（30日 2時52分）
・山下美夢有（同日 3時25分）
・小祝さくら（同日 3時36分）
・河本結（同日 3時58分）
・林菜乃子（同日 4時42分）
※カッコ内は日本時間、★はアマチュア選手
構成●THE DIGEST編集部
【記事】【ゴルフ】緊急搬送の藤田さいきが“強行出場”したワケは？ SNSで関係者らに「とても不甲斐なく深く反省」と謝罪
【記事】「３年ぶりに足出しました」女子ゴルフ高橋彩華が意外な告白。久々のショーパン姿に永井花奈も驚き「え。そなの？ 似合ってたよ」
【記事】「女優さんですか？」「モデルさんですか？」プロゴルファー臼井麗香のシックなコーデ姿をファン絶賛「夕景も麗香さんも麗しゅう御座います」
昨年は笹生優花が21年以来となる２度目の戴冠を成し遂げ、渋野日向子を３打差抑えて優勝。日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。両者は今年も参戦し、有力候補として名前が挙がっている。また前週リビエラマヤオープン（メキシコ）で米ツアー初Vを飾った岩井千怜、日本ツアーで年間女王に輝きメジャー初挑戦だった昨年の全米女子オープンでトップ10入り（９位）を果たした竹田麗央など、多くの日本人ゴルファーが覇権を虎視眈々と狙っている。
大会開幕を直前に控え、LPGA公式サイトは「最も注目すべきグループ」と題した記事を配信。注目すべき選手として、昨年の女王である笹生と今季メジャー初戦シェブロン選手権でメジャー初優勝を飾った西郷真央を挙げている。
記事では笹生について、「2001年のカリー・ウェブ（オーストラリア）以来となる連覇を目指している」と紹介。「LPGAメジャー５大会の中でも最も難しい大会での数々の成功を考えると、彼女をエリンヒルズのヒロイン候補から完全に除外するのは難しいだろう」と記述し、日本人ゴルファーに引き続き注目しているが「連覇の可能性は低い」と痛烈に指摘。今季のLPGAツアーに８回出場して４回予選落ちしている点を理由に挙げ、今大会は苦戦を予想している。
LPGA選手らの距離別スタッツを細かく分析するゴルフ専門サイト『KPMG Performance Insights』によると、「ユウカ・サソはパッティングでのみストロークを稼いでおり、現在その指標では18位にランクされている。さらに、レギュレーションあたりのパット数（1.72）でも６位タイとなっている」と説明。パッティングの正確性は高く評価しているが、「全米女子オープンに出場する競技者にとってはボールストライキング（総合的なショット力）が間違いなく重要になるだろう」と論じており、「３度目の優勝を狙うなら、サソはボールストライキングを完璧にこなす必要がある」と言及。連覇するうえでショット力が重要なキーポイントになると主張する。
ボールストライキングとは、ドライバーの総合力を表すトータルドライビング（TD）とパーオン率の順位を合算した数値。ウッド、アイアン、ウェッジの「総合ショット力」で、この数字が小さいほどショット全般の能力が高いということになる。
一方、西郷についてはシェブロン選手権の優勝を含め、３大会連続でトップ15入りしている安定感を評価。さらに世界の実力者たちを抑えて今シーズンの獲得賞金ランキング１位（142万2258ドル＝約２億300万円）に君臨していることと、世界ランクを13位にまで上げている勢いに着目していた。
今シーズンのLPGAツアーは複数回優勝した選手がおらず、まさに群雄割拠。誰が勝ってもおかしくない本命なき戦いが、いよいよ始まる（下記は日本選手の初日スタート時間）
■１番スタート
・岩井明愛（29日 21時29分）
・岩井千怜（同日 21時51分）
・泉田琴菜（同日 22時35分）
・木村葉月（同日 22時46分）★
・池羽陽向（同日 22時57分）
・馬場咲希（30日 2時41分）
・畑岡奈紗（同日 2時52分）
・古江彩佳（同日 3時3分）
・西郷真央（同日 3時36分）
・長沢愛羅（同日 3時58分）★
・西村優菜（同日 4時9分）
・勝みなみ（同日 4時20分）
■10番スタート
・渋野日向子（29日 20時56分）
・竹田麗央（同日 21時18分）
・笹生優花（同日 21時40分）
・鈴木愛（同日 22時24分）
・桑木志帆（30日 2時52分）
・山下美夢有（同日 3時25分）
・小祝さくら（同日 3時36分）
・河本結（同日 3時58分）
・林菜乃子（同日 4時42分）
※カッコ内は日本時間、★はアマチュア選手
構成●THE DIGEST編集部
【記事】【ゴルフ】緊急搬送の藤田さいきが“強行出場”したワケは？ SNSで関係者らに「とても不甲斐なく深く反省」と謝罪
【記事】「３年ぶりに足出しました」女子ゴルフ高橋彩華が意外な告白。久々のショーパン姿に永井花奈も驚き「え。そなの？ 似合ってたよ」
【記事】「女優さんですか？」「モデルさんですか？」プロゴルファー臼井麗香のシックなコーデ姿をファン絶賛「夕景も麗香さんも麗しゅう御座います」
