５月31日、千葉・幕張メッセでフィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」が開幕した。日本が誇るトップスケーターのみならず、海外からの豪華ゲストやアーティストらを招いて繰り広げられる、恒例の人気イベントだ。
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　そこに今回、2018年平昌五輪の金メダリストであるアリーナ・ザギトワと、22年北京五輪金メダリストのアンナ・シェルバコワのロシア女王コンビが参戦。ともに日本でのスケーティングは６年ぶりで、ザギトワはイベント出演した21年以来４年ぶりの来日となった。

　２部制のショーでザギトワは観衆を存分に魅了した。前半は紫色のド派手な衣装で、仲間たちと軽快なステップを披露。後半は清楚な白い衣装を身に纏い、漢字で「友愛」の２文字が刻まれたランタンを掲げて登場し、しっとりとソロでリンクを舞った。一方、大トリを担ったのがシェルバコワだ。俳優の城田優さんとのコラボを実現させて華麗な演技をみせ、客席から大きな拍手を浴びていた。

　なかでもひときわ輝いていたのが、23歳となってすっかり大人の雰囲気を醸し出すザギトワだった。SNSやネット上では賛辞や驚きの声が続々。「やっぱり美しすぎたわ...」「存在感がやばい」「表現力が流石です」「だいぶ痩せちゃったから最初本人と気づかなかった」「すんごいセクシーになりました」「かなり雰囲気違うね」など、さまざまな声が寄せられている。
  　ザギトワは妹のサビーナさんと来日中。夜になって公式TikTokを更新して東京の街中でダンスを披露する様子を紹介し、公式テレグラムではふたりで寿司に舌鼓を打つ動画を掲載した。久々の日本滞在を楽しんでいるようだ。

　平昌五輪後の19年１月に一度は現役引退を示唆したザギトワだが、すぐさま撤回。現在に至るまで引退の正式表明こそないものの、公式大会には一度もエントリーしていない。それでもエンタメ性の高いアイスショーを中心に精力的な活動を続けており、日々のトレーニングも欠かさず、プロモデルのような体型を維持している。国民的な人気の高さもあいかわらずで、ロシア国内では屈指のセレブ＆インフルエンサーとして引っ張りだこだ。

構成●THE DIGEST編集部
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