女子ゴルフの海外メジャー第２戦「全米女子オープン（ウィスコンシン州・エリンヒルズGC＝6829ヤード、パー72）」は現地６月１日（日本時間２日）に最終日が行なわれる。３日目は西郷真央と渋野日向子、そして竹田麗央の日本勢３人が通算５アンダーで並び、首位と２打差の３位につけている。
【動画】大会公式も舌を巻いた「渋野日向子がワイルドなパーセーブ！」

　昨年は笹生優花が21年以来となる２度目の戴冠を成し遂げ、渋野日向子を３打差抑えて優勝。日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。今年の日本勢は21人のうち10人が決勝ラウンドに進み、最終ラウンドを前に西郷、渋野、竹田が優勝を狙える位置をキープ。首位は通算７アンダーのマヤ・スタルク（スウェーデン）で、日本勢は逆転優勝を射程圏内に捉えている。

　最終ラウンドを前に全米女子プロゴルフ協会（LPGA）は今大会の賞金総額を発表した。昨年と同じく史上最高額を記録した1200万ドル（約17億3134万円）となり、優勝賞金は240万ドル（約３億4626万円）。２位は129万6000ドル（約１億8698万円）、３位でも80万9242ドル（約１億1675万円）のビッグマネーを獲得する。
  　この発表を受け、ネット上ではメジャー大会ならではの桁違いな賞金額に注目。「やっぱり夢あるよな」「３位でも１億近くもらえるのか」「まさにアメリカンドリーム」「お金がすべてではないが、みんなメジャーに行きたがる理由がこれ」など、日本人ゴルファーの優勝争いはもちろん、賞金額に大きな注目が集まった。

　西郷は４月のシェブロン選手権に続くメジャー連勝、渋野は19年「AIG女子オープン（全英女子）」に続くメジャー２勝目。竹田は海外メジャー初制覇がかかっている。果たして、栄冠を手にするのは誰か。

◇第80回 全米女子オープン最終日組み合わせ（日付は日本時間）
■６月２日　午前２時48分
西郷真央
ネリー・コルダ（アメリカ）

■６月２日　午前２時59分
渋野日向子
竹田麗央

■６月２日　午前３時10分
マヤ・スタルク（スウェーデン）
フリア ロペス・ラミレス（スペイン）

構成●THE DIGEST編集部

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