現地６月11日、バレーボールネーションズリーグ男子の予選ラウンド第１週・第１戦（中国・西安）が行なわれ、日本代表は中国をセットカウント３－０（25-23、25-14、25-22）で下し、開幕白星スタートを切った。
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　石川祐希、高橋藍、西田有志といった主力が不在のため、これまでとオーダーをガラリと変えた。日本のスタメンには、大宅真樹、大塚達宣、富田将馬、宮浦健人、村山豪、エバデダンラリー、そして小川智大が名を連ねた。それでも、彼らは中国の“高い壁”をぶち破り、安定したプレーで勝利を掴み取った。

　日本の圧倒的強さに絶句したのは、中国メディア『網易』だ。「我々は以前の強みを失い、日本の二軍に敗れ、気迫を見せられなかった」と題した記事を掲載。「以前は、特にブロックの面で日本よりも大幅に優れていた。だが、今回はほとんど通用しなかった」と驚きを隠せなかった。
  「今日は我々のミスも多く敗れた。予想外にも、長身で屈強な中国チームはブロックでわずか５点しか取れなかった。中国のサーブが弱すぎたのか、それとも日本の正確なレシーブからの速い攻撃に対応できなかったのかは不明だ」

　さらに、同メディアは「日本の主力３選手が出場しなかったことを考えると、両チームのレベルに大きな差はなかった」と述べながらも、「両チームの最大の違いはバイタリティだ」と中国の致命的な欠点を指摘する。

　同メディアは「実際、負けることは怖くない。日本の二軍チームに負けることも怖くない。彼らは世界ランキング６位で、控え選手でさえ非常に強力だ」としたうえで、「それでも、中国が闘志あふれるプレーを見せなかったのは残念だ。点差が開いているときでも、得点しても失点しても、チームの感情の起伏はほとんどなく、雰囲気は淡々としていた」と嘆きが止まらなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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