F1レッドブルの角田裕毅が第10戦カナダGPを前にチームの公式ホームページでコメントを発表。自身F1参戦100戦目のメモリアルなグランプリに向けて意気込みを綴った。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　2021年にアルファタウリ（現レーシングブルズ）からデビューした角田はピエール・ガスリー（アルピーヌ）、ニック・デ・フリース、ダニエル・リカルド、リアム・ローソン（レーシングブルズ）、アイザック・ハジャー（同）と計５人のチームメイトと切磋琢磨したのち、５シーズン目の今季第３戦日本GPから念願のレッドブル昇格を果たした。

　角田はここまでのF1キャリアを以下のように振り返る。

「今週末はF1通算100戦目。ちょっとクレイジーな気分だ。まだ始めたばかりのような気もするし、同時にF1がずっと私の人生の一部だったような気もする。これまでの100レースはどれも特別だったし、このスポーツに携われて本当に幸運だと感じている。この記念すべき100戦目をふさわしい結果で終えたいと思っている」

　前戦スペインGP後にはカタロニア・サーキットでテストを２日間、そして本拠ミルトン・キーンズでシミュレーターも行なったという角田は、チームの働きを称賛。さらにレッドブルのマシン「RB21」への習熟が進んでいる様子を垣間見せた。

「皆で懸命に取り組んできたし、レッドブル・レーシングのマシンでの走行距離もかなり伸びている。（予選最下位に沈んだ）スペインGPの後では、より良い予選にしなければならない。そのために、僕たちは努力を重ねてきたんだ」

　また角田は、「今週のカナダでのレースを楽しみにしている」とコメント。カナダGPへの思いを以下のように明かした。

「カレンダーのなかでも一番好きなレースのひとつなんだ。モントリオールの街の雰囲気、食べ物、ショッピングが大好きで、過ごすのも楽しい場所だ」

「カナダの天気は予想外の場合もあるが、今回は珍しくドライで安定したコンディションになりそうだ。それが僕たちの目標達成に有利に働いてくれると思う」

　予選での苦戦が響き、苦しい週末が続いている角田。今回のメモリアルレースを機に上昇気流に乗れるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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