34年ぶりに東京で開催される世界陸上の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権が7月4日、国立競技場で開幕した。初日は男子100メートル準決勝が行なわれ、五輪3大会連続出場の桐生祥秀が10秒21で決勝に進出した。他に小池祐貴、多田修平らベテラン勢が残った。
予選を組1位となる10秒23で突破した桐生は最終3組の7レーンに登場。8レーンには日本記録保持者の山縣亮太がいた。
桐生は終盤からスピードに乗り、大混戦のなか2着でフィニッシュ。組1着は大東文化大の守祐陽で10秒20だった。一方の山縣は3組6着で敗退し、世界陸上の代表入りが厳しくなった。また連覇を狙った坂井隆一郎は精彩を欠き組8着。こちらも準決勝で姿を消した。
世界陸上の代表切符をかけた熱戦は予選から波乱が続出した。優勝候補とみられていた東洋大の柳田大輝がフライングでまさかの失格。さらに、世界陸上2大会連続決勝進出のサニブラウン・アブデル ハキームは右股関節の怪我の影響でタイムが伸びず予選敗退となった。
決勝進出者は下記の8人。明日の午後6時30分に日本最速が決まる。
<準決勝1組>
1着=小池祐貴 10秒16
2着=多田秀平 10秒19
3着=木梨嘉紀 10秒24
<準決勝2組>
1着=井上直紀 10秒22
2着=大上直起 10秒25
<準決勝3組>
1着=守祐陽 10秒20
2着=桐生祥秀 10秒21
3着=関口裕太 10秒24
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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予選を組1位となる10秒23で突破した桐生は最終3組の7レーンに登場。8レーンには日本記録保持者の山縣亮太がいた。
桐生は終盤からスピードに乗り、大混戦のなか2着でフィニッシュ。組1着は大東文化大の守祐陽で10秒20だった。一方の山縣は3組6着で敗退し、世界陸上の代表入りが厳しくなった。また連覇を狙った坂井隆一郎は精彩を欠き組8着。こちらも準決勝で姿を消した。
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<準決勝1組>
1着=小池祐貴 10秒16
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3着=木梨嘉紀 10秒24
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1着=井上直紀 10秒22
2着=大上直起 10秒25
<準決勝3組>
1着=守祐陽 10秒20
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