7月5日、世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権(東京・国立競技場)は女子1500メートル予選が行なわれ、この種目の日本記録保持者である田中希実が4分6秒69の全体トップタイムで決勝に進出した。前日は5000メートルで14分59秒02の大会記録をマークし、世界陸上の代表切符をゲット。2種目での代表内定に前進した。
【画像】田中希実が5000mで世界陸上代表内定!熱戦が繰り広げられている陸上日本選手権大会・第1日を厳選ショットで特集!
先頭集団でレースを進めた田中。30度を超える気温のなか、前日の疲労を感じさせない力強い走りは健在だった。
残り2周で早くも先頭に立った田中は2番手集団を突き放す。ラスト1周の鐘が鳴るとスパートをかけ、バックストレートで2番手をどんどん突き放していった。
最初の400メートルは1分08秒を記録。そこから2分15秒、3分20秒とラップを刻んでいき余裕を持ってゴールした。
この種目は5連覇中と圧倒的な強さを誇る。レース前は「1500メートルは国内でもレベルが上がっている。集中して臨みたい」と気を引き締めていた絶対女王はその言葉通り、異次元の走りで明日の決勝に弾みをつけた。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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