9月に東京で開催する世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権(東京・国立競技場)は7月5日に男子100メートル決勝が行なわれ、今年30歳を迎える桐生祥秀が5年ぶり3度目の優勝を成し遂げた。ゴール後には歓喜の雄叫びを上げ、涙を流す場面があった。
【画像】熱戦が繰り広げられている陸上日本選手権大会第1日を厳選ショットで特集!
5年ぶりの戴冠にベテランの目から涙がこぼれた。桐生は好スタートを決めると、そのままスピードに乗り後半は頭ひとつ前に出てフィニッシュ。電光掲示板でトップを確認すると、天に向かって「うおおおおお!」と叫んだ。
今大会は予選から波乱が続出。日本歴代2位(9秒96)の自己ベストを持つサニブラウン・アブデル・ハキームが右股関節の骨挫傷を押して強行出場も、タイムを伸ばせず準決勝に進めなかった。
また10秒02の自己ベストを持ち、今季好調をキープしていた栁田大輝(東洋大)はまさかのフライング失格。優勝候補2人が早々と姿を消した。
■男子100メートル決勝結果(カッコ内は追い風)
優勝 桐生祥秀 10秒23(+0.4)
2位 大上直紀 10秒28(+0.4)
3位 関口裕太 10秒28(+0.4)
4位 井上直紀 10秒28(+0.4)
5位 小池祐貴 10秒30(+0.4)
6位 多田修平 10秒30(+0.4)
7位 守 祐陽 10秒33(+0.4)
8位 木梨嘉紀 10秒35(+0.4)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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5年ぶりの戴冠にベテランの目から涙がこぼれた。桐生は好スタートを決めると、そのままスピードに乗り後半は頭ひとつ前に出てフィニッシュ。電光掲示板でトップを確認すると、天に向かって「うおおおおお!」と叫んだ。
今大会は予選から波乱が続出。日本歴代2位(9秒96)の自己ベストを持つサニブラウン・アブデル・ハキームが右股関節の骨挫傷を押して強行出場も、タイムを伸ばせず準決勝に進めなかった。
また10秒02の自己ベストを持ち、今季好調をキープしていた栁田大輝(東洋大)はまさかのフライング失格。優勝候補2人が早々と姿を消した。
■男子100メートル決勝結果(カッコ内は追い風)
優勝 桐生祥秀 10秒23(+0.4)
2位 大上直紀 10秒28(+0.4)
3位 関口裕太 10秒28(+0.4)
4位 井上直紀 10秒28(+0.4)
5位 小池祐貴 10秒30(+0.4)
6位 多田修平 10秒30(+0.4)
7位 守 祐陽 10秒33(+0.4)
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