過去最高レベルの激戦になるかもしれない。
7月4日から国立競技場で開幕した陸上の日本選手権。9月に開催する東京世界陸上の代表選考会を兼ねた大会は、いよいよクライマックス。大会最終種目となっているのは女子100メートルハードル決勝だ。
【画像】熱戦が繰り広げられている陸上日本選手権大会第2日を厳選ショットで特集!
今大会は日本歴代1位から7位の12秒台を持つ選手全員が集結。6日の大会最終日として大トリを飾るにふさわしい熱戦になる可能性が高い。
戦前の予想以上に予選から熱い火花が散った。日本歴代2位タイの田中佑美が12秒95で1組1着、12秒69の日本記録を持つ福部真子が12秒84で2組1着、今季限りで現役を引退することを発表している寺田明日香が4組1着となる12秒94をマークするなど、日本歴代7位までの選手が全員準決勝に勝ち上がった。
準決勝1組では優勝候補の福部がハイパフォーマンスの快走を見せる。好スタートを切るとハードルを勢いよく跳び越えていき、12秒75の大会タイ記録で1着フィニッシュ。「標準記録(12秒73)を狙っていた。そのためには(12秒)8台をここで出さないといけないと思ってましたけど、12秒75はビックリです」とコメント。自身も驚きを隠し切れない様子で振り返った。
予選から自己ベストを0秒04上回る12秒81の日本歴代2位のタイムを叩き出した中島ひとみは準決勝を12秒84で通過。順当にファイナルに進出した。
パリ五輪代表の田中は12秒80の自己ベストをマーク。悲願の初優勝に向け上り調子で大一番に臨む。
勝負の決勝は午後6時30分にスタート。日本一を懸けた激闘を制するのは果たして誰か。
▼女子100メートルハードル決勝(カッコ内はレーン。タイムは自己ベスト)
【2】大松由季(12秒94)
【3】島野真生(13秒02)
【4】田中佑美(12秒80)
【5】福部真子(12秒69)
【6】寺田明日香(12秒86)
【7】中島ひとみ(12秒81)
【8】本田怜(13秒07)
【9】清山ちさと(12秒89)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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準決勝1組では優勝候補の福部がハイパフォーマンスの快走を見せる。好スタートを切るとハードルを勢いよく跳び越えていき、12秒75の大会タイ記録で1着フィニッシュ。「標準記録(12秒73)を狙っていた。そのためには(12秒)8台をここで出さないといけないと思ってましたけど、12秒75はビックリです」とコメント。自身も驚きを隠し切れない様子で振り返った。
予選から自己ベストを0秒04上回る12秒81の日本歴代2位のタイムを叩き出した中島ひとみは準決勝を12秒84で通過。順当にファイナルに進出した。
パリ五輪代表の田中は12秒80の自己ベストをマーク。悲願の初優勝に向け上り調子で大一番に臨む。
勝負の決勝は午後6時30分にスタート。日本一を懸けた激闘を制するのは果たして誰か。
▼女子100メートルハードル決勝(カッコ内はレーン。タイムは自己ベスト)
【2】大松由季(12秒94)
【3】島野真生(13秒02)
【4】田中佑美(12秒80)
【5】福部真子(12秒69)
【6】寺田明日香(12秒86)
【7】中島ひとみ(12秒81)
【8】本田怜(13秒07)
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取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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