突然の“朗報”に現場は騒然とした。
7月6日、東京世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権(国立競技場)は女子100メートルハードル決勝が行なわれ、パリ五輪代表の田中佑美が12秒86で初優勝。中島ひとみも同タイムでフィニッシュしたが、わずか0秒003の接戦で2着だった。レース直後には、2年前に結婚していたことを突然公表する一幕があった。
【画像】日本選手権女子100mハードル決勝後、突然“結婚”を公表!激戦を繰り広げた中島ひとみを特集!!
大会最終種目は予想を超える大激戦になった。自己ベスト12秒台を持つ選手が複数揃うハイレベルの決勝はゴール直前、田中と中島が並ぶようにフィニッシュした。電光掲示板の順位が誤表示して二転三転する異例の事態に発展したが、最終的に田中が1位、中島は2位で順位が確定した。
レースを終え、取材ミックスゾーンに現れた中島は僅差の結果に「悔しい気持ちもあるけれど、次につなげていければ」とコメント。全力を出したうえでの結果に晴れやかな表情を浮かべた。
するとその直後だ。「私、結婚しました」と、29歳のハードラーはサラっと告白。突然の発表に周囲の記者らは呆気にとられた。
気になるお相手は男子400メートルハードルに出場していた豊田将樹だと明かす。「2023年に結婚しました。(豊田の)ドーピングの件があってなかなか公にできない状況で、彼も復帰戦で日本選手権の決勝に残った。いい機会だと思った」と笑顔で説明した。
大会前、世界陸上の代表切符を争ううえでナーバスになっていた。そんな自分の弱い気持ちを「ポジティブな言葉で返してくれて本当に救われた。彼の存在が私の中で本当に大きい」と感謝する。
世界陸上の参加標準記録(12秒73)は突破できなかったが、「夫婦ともども世界を目指して頑張っていきたい」と話し、二人三脚で歩むことを誓った。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】決着は1000分の3秒差!大激戦の日本選手権女子100mハードル決勝を特集!!
【画像】悲願の日本一!日本選手権女子100mハードルで初優勝を飾った田中佑美を特集!!
7月6日、東京世界陸上の代表選考会を兼ねた日本選手権(国立競技場)は女子100メートルハードル決勝が行なわれ、パリ五輪代表の田中佑美が12秒86で初優勝。中島ひとみも同タイムでフィニッシュしたが、わずか0秒003の接戦で2着だった。レース直後には、2年前に結婚していたことを突然公表する一幕があった。
【画像】日本選手権女子100mハードル決勝後、突然“結婚”を公表!激戦を繰り広げた中島ひとみを特集!!
大会最終種目は予想を超える大激戦になった。自己ベスト12秒台を持つ選手が複数揃うハイレベルの決勝はゴール直前、田中と中島が並ぶようにフィニッシュした。電光掲示板の順位が誤表示して二転三転する異例の事態に発展したが、最終的に田中が1位、中島は2位で順位が確定した。
レースを終え、取材ミックスゾーンに現れた中島は僅差の結果に「悔しい気持ちもあるけれど、次につなげていければ」とコメント。全力を出したうえでの結果に晴れやかな表情を浮かべた。
するとその直後だ。「私、結婚しました」と、29歳のハードラーはサラっと告白。突然の発表に周囲の記者らは呆気にとられた。
気になるお相手は男子400メートルハードルに出場していた豊田将樹だと明かす。「2023年に結婚しました。(豊田の)ドーピングの件があってなかなか公にできない状況で、彼も復帰戦で日本選手権の決勝に残った。いい機会だと思った」と笑顔で説明した。
大会前、世界陸上の代表切符を争ううえでナーバスになっていた。そんな自分の弱い気持ちを「ポジティブな言葉で返してくれて本当に救われた。彼の存在が私の中で本当に大きい」と感謝する。
世界陸上の参加標準記録(12秒73)は突破できなかったが、「夫婦ともども世界を目指して頑張っていきたい」と話し、二人三脚で歩むことを誓った。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】決着は1000分の3秒差!大激戦の日本選手権女子100mハードル決勝を特集!!
【画像】悲願の日本一!日本選手権女子100mハードルで初優勝を飾った田中佑美を特集!!