７月９日、バレーボール女子の「ネーションズリーグ」は予選ラウンド第３週が千葉ポートアリーナで開幕。世界ランク５位の日本は初戦でフランス（同17位）にセットカウント３-０（25-23、25-16、25-19）でストレート勝ちした。スタンドには女子サッカー界の歴史に名を残した伝説メンバーが顔を揃え、熱い声援を送っていた。

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　日本が２セットを連取した第３セット、16対14で２点リードした場面だ。フランスがタイムアウトを申告した直後、会場の大型ビジョンには女子日本代表「なでしこジャパン」の元メンバーで、2011年FIFA女子ワールドカップで初優勝を成し遂げた宮間あや、阪口夢穂、岩渕真奈の３人が抜かれた。

　会場DJの紹介によりビジョンに映った宮間、阪口、岩渕は「NIPPON！」「世界の頂へ」と書かれた応援用のバルーンを両手に持って応援。日本が得点を挙げるたびに３人は大きな声援を送り、日本がマッチポイントを迎えると観客と一緒に立ち上がりストレート勝利を見届けた。
  　岩渕は試合後、自身の公式インスタグラムのストーリーズに観戦の一部始終を投稿。日の丸を添えて「日本勝利 楽しかったー!!!」とバレーボール観戦を楽しんだようだ。ちなみにこの日は、彼女たちの後輩である「なでしこジャパン」が東アジアの覇権を争うE-１選手権（韓国）の初戦を迎え、台湾に４対０で完勝している。

　試合前には、パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実がスペシャルゲストで登場。コイントスを務める大役を務め、会場の視線をくぎ付けにした。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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