F1レッドブルの角田裕毅は現在５戦連続ノーポイントと苦戦。トップチーム昇格後で見ても10戦でわずか７ポイント獲得と厳しい状況が続いている。チーム代表がクリスチャン・ホーナー氏からローラン・メキース氏に交代するなど驚きの人事が出されているなか、角田が新代表就任への期待とベルギーGPへの意気込みを語った。

【画像】モデルや女優ら大物がズラリ…パドックを彩るF1ドライバーの“美しき妻や恋人たち”に注目！ 　レーシングブルズでチームの一員として共闘した経験のあるメキース氏について角田は「チームにとって新たな時代が到来した今、ローランと再びタッグを組めるのは素晴らしいことです。レーシングブルズでは素晴らしい仕事を共にしてきました」（専門メディア『GPblog』より）と前向きなコメント。以下のように自身の仕事に集中する姿勢を見せた。

「彼（メキース氏）の仕事のやり方はよく知っています。私たちは全力を尽くして前進し、僕個人としては必要なパフォーマンスを発揮することに注力しています」

　また、前戦イギリスGPからの３週間の様子も明かした角田。「レースから離れている間は、ハードなトレーニングとメンタルのリセットを交互に行ってきました。スパ（・フランコルシャン／ベルギーGPの舞台）に臨むにあたり、メンタル面でもフィジカル面でも、最高のコンディションで臨みたいと思っていました」と語る。

　そしてベルギーGPについては「スパは楽しいサーキットで、僕たち（レッドブルのマシン）に合っていると思います。スプリントレースはいつも難しいですが、このオフシーズンに取り組んできたトレーニングと準備のおかげで、良いスタートを切れるはずです」とフリー走行の機会が限られているなかでも好走に自信を覗かせた。

「体調は良く、シャープな状態です。夏休み前の次の２レースを楽しみにしています」とも話している角田。サマーブレイクでの更迭の噂や憶測も流れるなか、ベルギーGP、ハンガリーGPで雑音をはねのける結果を残せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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