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モータースポーツ

【F1】VER引き留めにチーム再建も...レッドブル新代表メキース氏は「キャリア最大の挑戦に直面」も、その手腕に英メディア期待「全うできる」

THE DIGEST編集部

2025.07.24

苦境に立たされているレッドブルの立て直しが求められているメキース新代表。(C)Getty Images

苦境に立たされているレッドブルの立て直しが求められているメキース新代表。(C)Getty Images

 F1シーズンは現地時間7月25日から始まるベルギーGPで後半戦に突入する。前回のイギリスGP直後にローラン・メキース代表が就任したレッドブルは残り12レース、立て直しを図りながらの戦いとなる。

 現役王者であるマックス・フェルスタッペンが前半2勝を記録するも、ドライバーズ、コンストラクターズタイトルではトップとの差を拡げられており、シーズン中にセカンドドライバーの座に就いた角田裕毅は、チーム加入後わずか7ポイントと苦戦が続く。新たにチームを率いるメキース代表の采配が後半戦、レッドブル浮上への大きなポイントとなるのは言うまでもない。

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 また、昨季からのチーム内部の混乱なども含め、現在のレッドブルが抱えるさまざまな課題を英メディア『CRASH』が特集記事のなかで指摘している。

 同23日、同メディアは、「ローラン・メキースは、クリスチャン・ホーナーの後任としてレッドブルの新チーム代表に就任し、F1キャリア最大の挑戦に直面している」と報じており、後半戦を前にしたチームの問題点に言及。一つ目に挙げているのは他チームへの移籍が囁かれるフェルスタッペンの去就であり、「最優先はフェルスタッペンの引き留めだ」などと伝えている。

 ホーナー前代表の体制に対しフェルスタッペンが不満を抱いていたと説く同メディアは、新体制となったため“火種”が一掃できると見込みながら、「メキースは彼(フェルスタッペン)を説得するという重大な任務が課されている」と主張した。

 また、角田の不振が続いている点については、「セカンドドライバー問題は深刻」と強調するも、新指揮官がレーシングブルズでもコンビを組んでいたため、「メキースの冷静で落ち着いたマネジメントスタイルは、ツノダがリラックスし、姉妹チーム(レーシングブルズ)で見せていたような安定したパフォーマンスを取り戻す手助けとなるかもしれない」とも予想する。

 同メディアは後半戦のなかで、メキース代表が両ドライバーへの対応に加え、チーム再建にも十分な能力があると評価し、「彼のF1キャリアは2001年のアロウズから始まり、以来数々のチームで経験を積んできた。そうした幅広い知識と指導力から、彼はこの困難な役割を全うできる人材として期待されている」と綴っている。

 前半戦ではドライバーやチーム代表の交代が断行され、まさに激動のシーズンを送ってきたレッドブル。夏場以降のレースで状況を好転させられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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