バレーボール最強国決定戦「ネーションズリーグ(VNL)」は女子の決勝ラウンド準決勝が現地7月26日に行なわれ、前回銀メダルの日本は世界ランク2位のブラジルに2-3で惜敗。2大会連続の決勝進出はならず、開催国ポーランドとの3位決定戦(27日)に回る。試合後にはブラジルの絶対的エースが死闘となった日本戦を振り返った。
【画像】絶対的エースが日本戦で躍動!ブラジル代表の主将を務めるガブリエラ・ギマラエスを特集!
悲願の初優勝を目指す南米の雄が大激戦を制した。ブラジルは第1セットを競り落としたが、第2セットからエースの“ガビ”ことガブリエラ・ギマラエスが本領を発揮。レフトから強烈なスパイクを次々と日本コートに次々と叩きつけて流れを掴み、このセットを奪取した。
第3セットをブラジル、第4セットを日本が奪い返して勝負は最終セットまでもつれ込んだ。ブラジルはガビをはじめ、高いブロックと破壊力ある攻撃で日本を振り切り、決勝進出を決めた。
両チーム最多25得点をマークしたガビは試合後、大会公式サイト『Volleyballworld』のインタビューに答え、フルセットの接戦を振り返っている。チームの主将も務めるガビは「肉体的にも精神的にもタフだった。日本は私たちに多くのものを要求してきた」と話し、準決勝は一番の苦闘だったと明かした。
続けて、「ブラジルのベストな試合ではなかったけど、私たちは決して諦めず、4セット目で厳しい敗北を喫した後も、困難な状況から立ち直り、タイブレークで良いスタートを切ることができた」とチームの底力を称えた。
決勝の相手は予選ラウンドを全勝し、今大会無敗をキープしているイタリア(世界ランク1位)に決まった。ガビは日本戦を含め「私たちはVNLで大きく成長している。イタリアに挑むだけの力はあると思う。VNL初制覇を強く願っているわ」と初の戴冠に意欲を示した。
試合直後、ガビはコート上でセリエAイモコ・コネリアーノの同僚である関菜々巳(※来季はUYBAブスト・アルシーツィオでプレー)と笑顔で握手を交わした。戦友の想いをしっかりと受け、キャプテンとして母国を悲願の頂点に導く。
構成●THE DIGEST編集部
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