堀口が指摘した通り、第1ラウンド残り45秒過ぎに朝倉は左ハイキックを掴まれると鋭いタックルで後ろに倒れた。この時は落ち着いて逃げ切り、そのまま第1ラウンドのゴングが鳴った。ところが第2ラウンドはレスリング仕込みのエリオットのタックルを警戒するあまり、朝倉の手数はかなり減った。トリッキーな動きで朝倉を惑わせていたエリオットも第2ラウンドはパンチを出しつつ、タックルを仕掛けるタイミングを狙っていた。そして終盤、朝倉はその隙を突かれ38歳の老練なサブミッションに屈した。
堀口曰く「紙一重の差」で敗者となった朝倉。「何でもできないと。それプラス、対戦相手の研究、癖、何を防いだ方がいいかはマスト」だとし、打撃や寝技はもちろん戦略を含めチーム戦で闘っていく必要があると強調。格闘界のメジャーリーグと称されるUFCで生き残る厳しさを説いた。
世界最高峰のリングで初白星はお預けとなった朝倉に対し、堀口は「UFCはどっちが勝ってもおかしくない世界だから、チャンスをものにできる人が勝つ」とコメント。MMAの猛者が集うオクタゴンでの経験があるからこそ、言葉の一つひとつに重みと説得力があった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】顔が真っ赤になる朝倉海…無念の一本負け
【記事】UFC2連敗の朝倉海 失意隠せぬ元RIZIN王者の“肩書き”を米メディア疑問視「デビュー戦と同じ負け方」「38歳が番狂わせ」
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世界最高峰のリングで初白星はお預けとなった朝倉に対し、堀口は「UFCはどっちが勝ってもおかしくない世界だから、チャンスをものにできる人が勝つ」とコメント。MMAの猛者が集うオクタゴンでの経験があるからこそ、言葉の一つひとつに重みと説得力があった。
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