英国のF１専門サイト『PLANETF1.COM』は、レッドブルのヘルムート・マルコ顧問がフェルスタッペンの不調がソフトタイヤとの相性の悪さにあったと指摘したことを紹介する記事の中で、「ユウキはターン１で10分の１秒を稼いだ。マックスがフロント（のグリップ）に拘ったのに対し、彼はリアに拘り、それがより良い解決策となった」とのコメントを紹介した。
 
　そして同国のモータースポーツ専門サイト『THE RACE』は、「スプリント予選の勝者と敗者」と題した記事で角田を前者のひとりに選定。「角田が、ついにフェルスタッペンを予選で上回った。彼はレッドブルの一員として、F１レースのトップ５からスタートする」と寸評で振り返っている。

　しかし、「フェルスタッペンが序盤にコースを外れて『RB21』を損傷した可能性があり、その結果として状況がやや歪められているかもしれない」と指摘し、さらに「そしておそらくこの結果は、角田の2026年の将来を変えるには遅すぎたことだろう」と、彼の去就については厳しい見解を示した。

　さらに、「もし、レースでも角田がフェルスタッペンの前でフィニッシュするようなことがあれば、チームにとってそれは『災難』となる」と綴り、再度角田がこの時点で好結果を出したことについては「これは小さすぎて、そして遅すぎる」、そして「もしこれが、半シーズン早く起きていればと思うと、なんとも残念だ」と寸評を締めている。

構成●THE DIGEST編集部

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