第3セットもニコロフのバックアタック2本で連続ブレークを手に入れたチヴィタノーヴァが優位に立ち前半を終える。だが、後半に入るとすぐにベンタラのサーブが再び炸裂。2連続エースでチームを勢いに乗せるとジャンネッリがニコロフのライト攻撃をまたしてもブロックでシャットアウトして3点リードに転じる。
チヴィタノーヴァはその直後、アタックミスが出たボットロをベンチに下げてU19フランス代表ナオ・ドゥフロス-ロッシを起用。セッターのボニンファンテもふくらはぎの痙攣でコートを降り、元アルゼンチン代表でイタリア国籍を持つ42歳のベテラン選手サンティアゴ・オルドゥーナと交代する。終盤、ペルージャはブロックで点差を詰めて粘る相手とのラリーを制して突き放し、セット連取に成功。優勝へ大きく前進した。
ペルージャはプロトニツキのエースなどで第4セットを序盤からリード。セッターを引き続きオルドゥーナに任せ、ボットロをコートへ戻してこのセットに臨んだチヴィタノーヴァは、2セット目以降ミスの目立ち始めたサーブが復調せず。中盤にギアを上げたペルージャは、ブレーク4回を積み重ねるなど順調な試合運びで19-12と大きく点差を広げる。
終盤にニコロフの連続得点で相手が2点を返した後、石川が再びリリーフサーバーに起用されるが、残念ながら打球は再びネットを越えず20-15。以降、セッターのボニンファンテをコートへ戻したチヴィタノーヴァにブレーク1回を許したものの、主導権を握ったままジャンネッリのツーでマッチポイントを引き寄せて最後は相手のサーブがネットにかかり頂上決戦に決着。ペルージャが、今季3冠目と同時に2季ぶり通算3回目のスクデット獲得を成し遂げた。
イタリア11シーズン目の石川にとって、リーグ制覇はキャリア初。日本人選手として2002-03シーズンの加藤陽一氏(トレヴィゾ)以来、2人目となる栄冠を手中に収める快挙を達成した。
2023-24シーズンに2回目の優勝が決定したのは、高橋藍が当時所属していたモンツァとのアウェー戦。本拠地でチームを祝福できるのは初優勝の2017-18シーズン以来とあって、表彰式を終えたフロアに観客がなだれ込んだ。選手とスタッフがもみくちゃにされながらサポーターと歓喜を分かち合うペルージャ流のセレブレーションは日付が変わっても続いた。
抱擁を交わしたアシスタントコーチのマッシミリアーノ・ジャッカルディ氏は、ジャケットから滴り落ちるほど大量の汗。ベンチの緊張感は相当だったようだ。スタッフ陣の熱量と尽力がペルージャの強さを支えているのだと感じずにはいられなかった。
ペルージャが残すは今季の最終ステージ。現地5月16、17日にトリノで開催されるCEVチャンピオンズリーグで欧州連覇を狙い、初日に行われる準決勝の第1試合でポーランドリーグ・プレーオフ3位PGE プロジェクト・ワルシャワと決勝進出をかけて激突する。
取材・文●佳子S.バディアーリ
【動画】自身初のスクデットを獲得した石川祐希、喜びの心境をイタリア語で
チヴィタノーヴァはその直後、アタックミスが出たボットロをベンチに下げてU19フランス代表ナオ・ドゥフロス-ロッシを起用。セッターのボニンファンテもふくらはぎの痙攣でコートを降り、元アルゼンチン代表でイタリア国籍を持つ42歳のベテラン選手サンティアゴ・オルドゥーナと交代する。終盤、ペルージャはブロックで点差を詰めて粘る相手とのラリーを制して突き放し、セット連取に成功。優勝へ大きく前進した。
ペルージャはプロトニツキのエースなどで第4セットを序盤からリード。セッターを引き続きオルドゥーナに任せ、ボットロをコートへ戻してこのセットに臨んだチヴィタノーヴァは、2セット目以降ミスの目立ち始めたサーブが復調せず。中盤にギアを上げたペルージャは、ブレーク4回を積み重ねるなど順調な試合運びで19-12と大きく点差を広げる。
終盤にニコロフの連続得点で相手が2点を返した後、石川が再びリリーフサーバーに起用されるが、残念ながら打球は再びネットを越えず20-15。以降、セッターのボニンファンテをコートへ戻したチヴィタノーヴァにブレーク1回を許したものの、主導権を握ったままジャンネッリのツーでマッチポイントを引き寄せて最後は相手のサーブがネットにかかり頂上決戦に決着。ペルージャが、今季3冠目と同時に2季ぶり通算3回目のスクデット獲得を成し遂げた。
イタリア11シーズン目の石川にとって、リーグ制覇はキャリア初。日本人選手として2002-03シーズンの加藤陽一氏(トレヴィゾ)以来、2人目となる栄冠を手中に収める快挙を達成した。
2023-24シーズンに2回目の優勝が決定したのは、高橋藍が当時所属していたモンツァとのアウェー戦。本拠地でチームを祝福できるのは初優勝の2017-18シーズン以来とあって、表彰式を終えたフロアに観客がなだれ込んだ。選手とスタッフがもみくちゃにされながらサポーターと歓喜を分かち合うペルージャ流のセレブレーションは日付が変わっても続いた。
抱擁を交わしたアシスタントコーチのマッシミリアーノ・ジャッカルディ氏は、ジャケットから滴り落ちるほど大量の汗。ベンチの緊張感は相当だったようだ。スタッフ陣の熱量と尽力がペルージャの強さを支えているのだと感じずにはいられなかった。
ペルージャが残すは今季の最終ステージ。現地5月16、17日にトリノで開催されるCEVチャンピオンズリーグで欧州連覇を狙い、初日に行われる準決勝の第1試合でポーランドリーグ・プレーオフ3位PGE プロジェクト・ワルシャワと決勝進出をかけて激突する。
取材・文●佳子S.バディアーリ
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