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モータースポーツ

「悲しいことですが、これは正しい決定」ハミルトンはじめF1ドライバーたちがオーストラリアGP中止に理解

甘利隆

2020.03.14

マイケル・マシ(FIAレースディレクター)、アンドリュー・ウェスタコット(オーストラリアGPコーポレーションCEO)、ポール・リトル(オーストラリアGPコーポレーション議長)、チェイス・キャリー(F1会長兼CEO)が会見を行なった(左から)(C)Getty Images

マイケル・マシ(FIAレースディレクター)、アンドリュー・ウェスタコット(オーストラリアGPコーポレーションCEO)、ポール・リトル(オーストラリアGPコーポレーション議長)、チェイス・キャリー(F1会長兼CEO)が会見を行なった(左から)(C)Getty Images

 この決定を受けたドライバーたちは一様に理解を示しており、チャンピオン最有力候補のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は「悲しいことですが、これは正しい決定です。私たちは皆、レースをしたいと思っていますが、健康と安全を第一に考えなければなりません。現実に毎日亡くなる人、発症する人、発症していなくても経済的、感情的に影響を受けている人が多くいます。できるだけ多くの人々を可能な限り安全に保つため、すべての予防措置を取らなければなりません。スポーツはタフな時期に私たちを結びつけてくれます。すぐにレースへ戻りたいと思っています」
 
 対抗馬と見られるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)も「2020年シーズンの開幕を楽しみにしていたので、もちろん失望していますが、これが正しい決定であることを私たち全員が理解しています。すべてのファンと関係者全員に申し訳なく思っています。皆さんも気を付けて」

 2019年に2勝を挙げ、さらなる躍進が期待されるシャルル・ルクレール(フェラーリ)も「マシンに戻るのにはもう少し時間を待たなければなりません。ステアリングを握ることを本当に楽しみにしていましたが、これが最良の決定であり、全員の健康が優先事項です。みんなの安全を祈っています」とぞれぞれファンに向けてコメントした。

文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super
 
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