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フィギュア

「クワドを4本飛ぶか、5本か…」大会中止前にネイサン・チェンが語っていたワールドの展望。そして羽生結弦との“一騎打ち”プランとは?

THE DIGEST編集部

2020.03.17

羽生とチェンの一騎打ちは、羽生が現役続行の意志を見せたことで、来季に持ち越された。(C)Getty Images

羽生とチェンの一騎打ちは、羽生が現役続行の意志を見せたことで、来季に持ち越された。(C)Getty Images

 さらに、世界選手権で羽生が四回転半ジャンプ’(クワド・アクセル)への挑戦を掲げていたことについては、「そうすることを僕も望んでいる」と述べた。

「オンラインの記事で読んだ。もしそれが実現したなら、ものすごい武器を手に入れた彼と戦うチャンスを得るために、僕はプログラムで4回転ジャンプを増やす必要があるだろう。GPファイナルの時のようにフリーに5本組み込むのか…。論理的には4本入れてミスなくスケートをするのが理想的だけれど、ジャンプの調子にもよるので、まだ分からない。でも、彼が実現することを、僕も楽しみにしている」

 チェンは現在、名門イェール大学に通いながらフィギュアスケートとしての選手生活を続ける大学生である。北京冬季五輪のプレシーズンにあたる来季については、勉学との両立を続けるか、もしくは休学中の自主的な活動を単位として認めるギャップイヤー制度を選択するのか、「世界選手権の結果と単位取得の結果によって考えようと思う」とコメントしていた。
 
 世界選手権中止という事態を踏まえて、北京冬季五輪でのリベンジを見据えるチェンが、いったいどんな選択をするのか。世界のフィギュアスケートファンが注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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