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格闘技・プロレス

「現役時代だったらこうはいかなかった」工藤めぐみ、豊田真奈美、キューティー鈴木が40周年大会『邪道姫伝説』で見せた特別な姿

橋本宗洋

2026.10.28

今大会でZERO1女子部門のRoseからデビューした七世真理子。写真:橋本宗洋

今大会でZERO1女子部門のRoseからデビューした七世真理子。写真:橋本宗洋

 工藤の同期であるアジャコングは新人の堀このみと対戦し、圧勝。堀はZERO1の女子部門Roseからデビューした選手で、工藤の愛弟子と言っていい。

 今大会、Roseから七世真理子がデビュー戦を行なってもいる。後藤智香と組み、青野未来&ビクトリア弓月と対戦。マリーゴールド勢に囲まれてデビューした七世は、同団体でセコンドもしている。
 
 弓月に敗れた七世だが、とにかく元気がよく気合いが入っていた。新人はまずそこが大事だ。昨年12月にデビューすることが決まっていたが、負傷により延期。悔しさを味わった上でのデビューだった。

 スポーツ歴はサッカー。中学時代にフットサルで全国優勝、高校では国体の埼玉県代表に選出された。Jリーグ・ジェフ千葉のプロモーションチーム「マーメイド」のメンバーを務めたことから、プロレスのコスチュームもジェフカラーをモチーフにしたという。

 試合で見せたバイシクルキック(オーバーヘッドキック)はサッカー経験を活かしたもの。

「これからはここ(リング)が私の生きる場所。泥臭く何度でも立ち上がるヒーローになりたい。Roseを引っ張る選手に」

 レスラーとしての意気込みをそう語った七世。Roseは中心選手の真白優希が退団し、しばらくは堀と七世が2人で他団体の選手と闘い、実力をつけていく必要がある。

 厳しい環境ではあるが、得られる経験値もそれだけ大きい。工藤が40周年記念興行のうち2試合を使ったのも期待の表れだろう。この興行から始まる物語にも注目したい。

取材・文●橋本宗洋

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