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フィギュア

イタリアのフィギュア王子に注目!「憧れは羽生選手」「4回転を5本」世界Jr3位の18歳グラッスルが、来季のシニアへ意欲を見せる

THE DIGEST編集部

2020.05.09

 以前メディアで、「憧れの選手は羽生結弦」と明かしたグラッスル。自身のインスタグラムのストーリーでは同選手とのツーショットをハートマーク付きで投稿するなど、かなりの“ユズリスト”だ。

 崇拝する羽生や宇野昌磨ら日本勢のほか、ネイサン・チェンを始めとする海外トップ選手たちと同じ舞台に立つはずだった世界選手権については、「初出場の世界選手権、かなり期待していたんだ。最高の経験になったはず。中止になってしまったけれど正しい決定だと思っている」と心境を述べた。

 愛くるしい姿が印象的なグラッスルだが、その武器はなんと言っても4回転ループ。公式戦で成功しているシニアは、羽生(世界初)、宇野、チェンら数少ない選手だけという高難度ジャンプだ。昨シーズンは、フリーで4回転を3本入れていたが、シニア本格参戦を控え、さらに上を目指しているようだ。
 
 来シーズンに向けて、「特にスケーティング技術を向上させること。4回転の精度を上げて試合でさらにもう1本跳びたい」とコメント。別のメディアでも、「来シーズンの目標は明確さ、(フリーでの)4回転はフリップ、ルッツ、ループにサルコーを加えて4本跳ぶこと。成功率が高いルッツをコンビネーションでも跳んで、4回転を5本入れようと考えていたんだ。でも、新型コロナウイルス蔓延が起きてしまったので、構成については、この状況が落ち着いてからチームと相談することになるね」と明かしてくれた。

「とにかく1日も早くリンクに戻り、いつものようにジャンプを跳びたい。試合が待ちどおしい」と語ったスケート王子。来シーズン、グラッスルに心を奪われる女性ファンが急増しそうだ。

構成●THE DIGEST

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