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格闘技・プロレス

見た目が変わらない53歳『アメトーーク!』で脚光を浴びた小川良成が、注目のノアジュニア2日間で軍団再編!

どら増田

2020.05.12

 セミファイナルでは、GHCジュニアタッグ王座決定戦として、小川&HAYATAとYO-HEY&タダスケの遺恨対決が実現した。YO-HEYは明るいプロレスを封印し、タダスケとともにHAYATAを制裁する。

 場外戦が白熱してしまい、わずか3分で両軍リングアウトに。完全決着を望むYO-HEY組の要望に、小川組が応じたため、再試合に。小川はHAYATAを信じているのか、ピンチになってもギリギリまでカットに入らなかったが、随所に鋭いバックドロップを決めてHAYATAを援護する。

 最後はお互いの技を知り過ぎているが故に拮抗した展開の中、これを読み切ったHAYATAが、YO-HEYにへデックを決めて3カウント。小川&HAYATAが第40代王者に輝いた。

 試合後、リング上にはフルスロットルも登場し、スティンガー、RATEL'S、フルスロットルの3軍が睨み合いに。ジュニアタッグではここに金剛の覇王&仁王も入ってくるものと思われる。
 
 7日に放送されたテレビ朝日系列『アメトーーク!』のプロレス大好き芸人では、「35 年間見た目が変わらない」と博多大吉さんから小川が取り上げられたことで、注目が高まっていたノアジュニアだが、わずか2日間で軍団を再編したことにより、スティンガーはGHCジュニアヘビー級チャンピオンの鼓太郎、GHCジュニアタッグチャンピオンチームの小川&HAYATAとジュニアのベルトを独占してしまった。

 HAYATA→小川→鼓太郎と直近の GHCジュニア歴代王者が揃っているのは強みだろう。小川は「ひとり邪魔な人間も追い出すことができたんで」と、小峠の脱退は想定内だったことを明かしている。鼓太郎との一時的な決別からの再結成、タッグ王座挑戦まで小川の思惑どおりに進んでいる可能性すら予感させる見事な展開だった。

 新生ノアジュニアは間違いなく、さらに面白くなるはずだ。

文●どら増田

【動画】「35年間見た目が変わらない」と博多大吉さんからお墨付き!小川良成の動画はこちら
 
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