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格闘技・プロレス

ノア・6対6のイリミネーションマッチで拳王が桜庭和志から勝利!「今生きてるプロレスを見せ続ける」

どら増田

2020.05.04

6番勝負の大将戦は杉浦貴と征矢学の戦いに。征矢は口から流血しつつ応戦した。

6番勝負の大将戦は杉浦貴と征矢学の戦いに。征矢は口から流血しつつ応戦した。

 プロレスリング・ノアは5月3日、NOAH特設アリーナで開催した無観客試合によるTVマッチ『"NOAH Stay Together" SHOWDOWN ~SUGIURA-GUN vs KONGO~ powered by ABEMA』をABEMAで中継した。ABEMAではTVマッチならではの試みとして、ニュートラルコーナーにカメラを置いたり、会場の集音マイクの音量を上げたりと、選手の声や息遣いなど試合の臨場感を伝える挑戦を行なった。

 この日のテーマは杉浦貴率いる杉浦軍と、拳王率いる反体制ユニット金剛による全面対抗戦。

 まずシングルマッチによる6番勝負が行なわれ、大原はじめと仁王のジュニアヘビー級対決からスタート。大原がムイビエンで接戦を制し、まずは杉浦軍が先取。しかし、覇王が吉岡世起のクラッシュドライバーを丸め込んでイーブンにすると、桜庭和志はパワーで押す稲村愛輝を最先端のグラップリング技、デラヒーバ・フットロックで絞りあげて逆転する。
 
 すると金剛はリーダーの拳王が登場し、策士であるNOSAWA論外と対戦。論外のインサイドワークに苦戦する場面もあったが、拳王がP.F.Sで論外を仕留めた。

 レネ・デュプリとマサ北宮の副将対決は、北宮が執拗な監獄固めでデュプリを苦しめるが、監獄固めが決まったまま時間切れに。デュプリが何とか逃げ切りイーブンで大将戦へ。

 杉浦貴の相手は元W-1の征矢学という注目のシングルマッチが実現。杉浦は征矢の実力を確かめるのように、打撃戦を仕掛けていく。征矢は口の中を出血しながらもパワーで応戦。しかし最後はオリンピック予選スラムで杉浦に軍配。シングル6番勝負は杉浦軍が勝利した。

 試合後、杉浦は「力あるね。正面からガンガン来るから俺としてはやりやすいよ」と征矢の印象を振り返っている。
 
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