「俺が前に言ったことを忘れてないよね？武藤敬司と闘いたい。これは俺の心からの叫びなんだよ。会社に届いてるかな？それとまあ、これは俺の願いというか頼みというか…どうなっていくのか、どこまで続くか分からないけど…レインメーカーを、この身体で体感したい。これからこのリングで、超新星爆発を起こしていくんで、期待してくれ！」

  　試合後、清宮から飛び出したのは、かねてから対戦要求をしている武藤だけじゃなく、新日本プロレスの“レインメーカー”オカダ・カズチカ！名前は出さなかったが、レインメーカーポーズを決めただけで、十分なアピールになったのは間違いない。

　現在、ノアと新日本はリング上の交流こそないが、オカダは興行再開後のプロレスオールスター戦開催を提唱していることから、実現の可能性はゼロではない。清宮は「やりたいと思ったときにやらなきゃ意味がない」と常に話しており、武藤戦の先に“レインメーカー”を見据えたのは必然なのかもしれない。

『NOAH NEW HOPE Day2』は、来週31日にABEMAで中継される。今後も清宮海斗から目が離せなくなった。

◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH NEW HOPE Day1』
2020年5月24日配信（無観客試合）
ABEMAスタジオ
▼シングルマッチ
○清宮海斗（13分37秒　タイガー・スープレックス・ホールド）レネ・デュプリ●

文●どら増田

【動画】「武藤敬司と闘いたいんだ」ノアの超新星、清宮海斗のコメントはこちらから！