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格闘技・プロレス

新日本 高橋ヒロムはジュニア王座防衛ならず、棚橋弘至&飯伏幸太の不協和音は解消されたか?

THE DIGEST編集部

2020.08.30

棚橋(左)はタイチ(右)と熱い闘いを繰り広げた。(C)新日本プロレス

棚橋(左)はタイチ(右)と熱い闘いを繰り広げた。(C)新日本プロレス

 試合後、棚橋は悔しさを見せつつ「またいつか組んでくれ! 俺が絶対、調子上げて、今よりも調子よく戻ってくるから」と飯伏に再びのタッグを熱望すると、飯伏は「棚橋さんが、僕のところまで来てくれるんだったら僕はいつでも組みますよ」と好感触を示す。しかし、「一旦タッグ戦線としては、ここで」と、『G1 CLIMAX』のシングルに集中することを告げる。

 飯伏は「答えは出ました。僕が優勝します。でも優勝したら、僕、権限ありますよね、発言権、ね。そしたらまた組めます」とG1の優勝と再タッグを宣言した。

 一方のタイチは「全て、俺らの手の中でおまえら踊ってたんだよ。それぐらい気付かないか。だからこの結果になってんだよ。ベルトはあいつらを求めてない、おれらを求めてんだ」とタッグ王者の座をアピールした。
 
 メインイベントでは『IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルチャンピオン』のダブルタイトルをラフ殺法で手中にしたEVILから再び取り戻すべく、ロスインゴベルナブレスデハポンの内藤哲也が対峙。師弟関係を裏切ったEVILに対し、内藤がディック東郷の介入、ラフ攻撃などに対応するが、次第にままならなくなると、ロスインゴのBUSHI、SANADAの援護射撃で介入してきた外道と東郷を連れ去る。

 最後は内藤がEVILをバレンティアで叩きつけ、ディスティーノからのエビ固めで勝利を収め、再び2冠王者の座についた。

◆新日本プロレス◆
『D4DJ Groovy Mix Presents SUMMER STRUGGLE in JINGU』
2020年8月29日
東京・明治神宮野球場 観衆 4710人

▼スペシャルシングルマッチ(60分1本勝負)
●マスター・ワト(7分31秒 回転エビ固め)金丸義信○

▼『KOPW2020』決定戦 4WAYマッチ(時間無制限1本勝負)
○矢野通(7分01秒 横入り式エビ固め)オカダ・カズチカ●
※矢野がトロフィー獲得
※その他の出場選手はSANADA、エル・デスペラード

▼NEVER無差別級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●鷹木信悟(14分56秒 体固め)鈴木みのる○<挑戦者>
※ゴッチ式パイルドライバー
※鷹木が4度目の防衛に失敗、みのるが第30代王者となる

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
<王者>●高橋ヒロム(13分30秒 Bone Lock)石森太二○<挑戦者>
※ヒロムが2度目の防衛に失敗、石森が第87代王者となる

▼IWGPタッグ選手権試合(60分1本勝負)
<挑戦者>飯伏幸太&●棚橋弘至(16分01秒  ザックメフィスト→エビ固め)ザック・セイバーJr.○&タイチ<王者>
※タイチ&ザックが初防衛に成功

▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合(60分1本勝負)
<挑戦者>〇内藤哲也(13分30秒 デスティーノ→片エビ固め)EVIL●<王者>
※EVILが2度目の防衛に失敗。内藤が新チャンピオンとなる

構成●THE DIGEST編集部

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