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セリエA石川祐希が流暢なイタリア語で入団会見。ピアッツア監督も「チームが求めていた存在」と期待

THE DIGEST編集部

2020.09.05

 また、ミラノでプレーする日本のトップアスリートの座を、サッカーの元日本代表本田圭佑(ミラン)と長友佑都(インテル)から引き継くことについて、「(プレッシャーは)全くない。なぜなら、(個々)それぞれは、違うから。僕はチームの勝利のために努力するだけなので、そのプレッシャーは全く感じていない」とコメント。「自分はいつでもチームとともに勝利したいと思いながらプレーしている」「このクラブとともに勝利を重ねたい」と、力強く語った。

 五輪延期による1年間の空白。石川は、「キャリアを通して常に成長することを意識している。まだ開催は不透明ながら来年予定されている東京五輪に向けて、とても大切な1年であることは確か。けれど、自分にとってはクラブとともに成長することが最優先。五輪については、開催が確定した時に考えたい。何よりも今シーズンに集中する」と、思いを述べた。フサロ会長によると、石川はオファーの際も一貫して五輪ありきではなかったとコメント。その姿勢に感銘を受けたことが、獲得決断を大きく後押したと明かした。クラブ公式HPは、同日にドゥオーモ広場で撮影された石川の写真を複数アップしている。
 
 通訳を付けずイタリア語で会見に臨んだ石川の堂々とした姿は感嘆の一言。日本のエースは、コート上でのパフォーマンスで、クラブからの大きな期待とファンの熱い気持ちに応えてくれることだろう。

構成●THE DIGEST編集部
 
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