日本女子オープンでは2位以下に4打差をつける強さを見せての優勝だったが、いつまでもその余韻に浸る気はない。むしろ、メジャーチャンピオンとしてよりもチャレンジャーとしてこの試合に臨んでいるという。それでも「昨年はコースが難しいという印象が強く、プレーに集中できませんでしたが、今年はホールごとにしっかりとマネジメントができています」と確実に成長している自分にも手応えを感じてはいる。
「できれば明日はショットでバーディをとれるように調整したいと思います」と、ショットへのこだわりは捨てていない。ショットとショートゲームがかみ合えば、初日以上のゴルフは十分期待できるだろう。その反面、ショットの調子を取り戻せず、この日のようにショートゲームが決まらなければ、スコアを大きく落とす危険もある。今季の前半はそんなもろさも見られた原だが、そこからどれだけ成長できたのかを知る意味でも2日目のゴルフは見逃せないし、前者の原が出ることを期待したい。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。
「できれば明日はショットでバーディをとれるように調整したいと思います」と、ショットへのこだわりは捨てていない。ショットとショートゲームがかみ合えば、初日以上のゴルフは十分期待できるだろう。その反面、ショットの調子を取り戻せず、この日のようにショートゲームが決まらなければ、スコアを大きく落とす危険もある。今季の前半はそんなもろさも見られた原だが、そこからどれだけ成長できたのかを知る意味でも2日目のゴルフは見逃せないし、前者の原が出ることを期待したい。
文●山西英希
著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。