専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
フィギュア

「まだ実感がなくて…」17歳の鍵山優真が“初出場V”達成!坂本花織、小松原&コレト組もGP初優勝【NHK杯】

辛仁夏

2020.11.29

SP、フリーともパワフルな演技で高得点をマークした坂本。嬉しいGP初優勝となった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

SP、フリーともパワフルな演技で高得点をマークした坂本。嬉しいGP初優勝となった。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 SP2位の友野一希がフリー3位の143.35点で合計226.62点を出して総合2位で表彰台を死守。総合3位は全日本ジュニア王者の本田ルーカス剛史がフリーで138.34点の6位と順位を下げたがSP3位からの表彰台に立った。総合4位は合計217.56点の田中刑事、初優勝した鍵山と同い年でジュニア時代からのライバル、佐藤駿はSP7位から順位を上げたが、合計214.75点の総合5位に終わった。

 女子は、SPで首位発進の2018年平昌五輪6位の坂本花織が、昨季から滑り込んでいる映画「マトリックス」の曲に乗ったフリーで、躍動感あふれるノーミス演技を披露してISU非公認ながら自己ベストを更新する153.91点の高得点をマーク、合計229.51点でGP初優勝を飾った。

 3回転フリップ+3回転トーループの連続ジャンプを含むダイナミックなジャンプをはじめ、ステップと3つのスピンはいずれもレベル4を獲得した完ぺきな演技を見せた。演技後は、両手を高々と挙げるガッツポーズを決め、スタンディングオベーションで迎えた観客に満足そうな笑顔で挨拶。キスアンドクライで得点が表示された瞬間、目を見開いて驚きの表情を見せて「イエーイ」と歓声を上げて大喜びだった。
 
 初優勝インタビューで坂本は「とても緊張しましたが、練習通りにのびのび滑れたので良かったです。緊張しすぎてコレオ(ステップシークエンス)の部分しかアピールできなかった(笑)。SPのステップ、スピンの取りこぼしがなければ合計230点は超えると思うので、全日本選手権ではパーフェクトな演技ができるように頑張りたいです。今日は最後のスピンまでずっと緊張していました。緊張しているほうがだいぶ上手くできることが分かったので、これをいい緊張と捉えて、今後もいい緊張感の中できるように頑張りたいです。もっとレベルアップできることはたくさんあるし、ステップやスピンもジャンプも同じくらい練習しないといけないので、それを全日本までしっかり練習して、全日本では『やってやったぞ』と言えるくらいの演技をしたいです」と抱負を語った。

 坂本に続き、200点超えの合計200.98点で総合2位だった樋口新葉は、習得中の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を競技会で初めて着氷。わずかに4分の1回転が足りないと「q」マークがついたが、しっかりと認定され、GOEでも0.16点しか減点されなかった。昨季から続けるプログラム「ポエタ」でもしっかり滑り込んできた表現力で観客を引き込み、演技後は納得の笑顔で大きなガッツポーズで喜んでいた。
 

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号