一方、英国の『Buckinghamshire Live』は、「レッドブルは、F１で最もエキサイティングな若者を所有していることに気づいた。マックス・フェルスタッペンがトロロッソ（アルファタウリの前身チーム）でデビューを飾ってから６年後、日本の才能が到来した」と綴り、ミレニアム生まれの初のF１ドライバーが「クールで落ち着いた追い越しで９位という素晴らしい結果を手にした」と評価した。

　開幕前はミック・シューマッハー、ニキータ・マゼピンら別のルーキーに話題を奪われたものの、レース後は話題を独占した日本の小さいドライバーを同メディアは「フェルスタッペン以来の希望」と呼んだが、ある点で懸念も示している。
  「レッドブルでは、冷酷なドライバー開発チーフのヘルムート・マルコによる監視の下、過去に多くの有望な育成ドライバーが頻繁にチームを離れ、またピエール・ガスリーやダニール・クビアト、アレクサンダー・アルボンのように、短期間で失格の烙印を押してシートから降ろすなど、彼らのキャリアを深刻な脅威にさらしてきた」

　同記事のタイトルを「レッドブルは賢明な角田を大事にしなければならない」とした同メディアは、記事内では「彼らも角田の才能を承知しておりF１でのキャリア構築のために、過去から学ぶことだろう」と、彼に対しては違う対応を期待しているが……。

構成●THE DIGEST編集部

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