専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

「14時間集団暴行」の“悪質いじめ”はウソだった! 韓国バレーボール界を揺るがした騒動に衝撃の新事実が発覚!

THE DIGEST編集部

2021.04.25

 全国紙『スポーツソウル』によれば、いじめの暴露そのものが捏造だったという。

 パク・サンハは声明を発表したのちに告発者を提訴。今月12日になって元選手の代理人が告発者から「流布したいじめの内容はすべてウソだった」との自供を引き出した。さらに調査を進めたところ、暴露した当人は中学時代はおろかパク・サンハとはいっさいの面識がなく、自身が中学時代に別の人物から受けたいじめ被害を問題化するために、有名人であるパク・サンハの名前を利用した、彼から暴行を受けた事実はないと告白したという。

 すでに告発者は虚偽であったと認める文書を提出し、みずからの声でパク・サンハに謝罪もした。しかしながらパク・サンハ側は謝罪の有無にとどまらず、今後も法的責任を問い続ける意向のようだ。

 当然だろう。パク・サンハは引退を表明したのちに精神科医にかかり、パニック障害や対人恐怖症と診断された。現在は故郷に戻ってお寺に通いながら、静かに治癒の時間を過ごしているという。軽はずみな行動がもたらした代償は計り知れなく大きいのだ。
 
 今回の捏造発覚を受けて、現役復帰への期待も高まるが、現時点で選手本人にその意思はないようだ。それだけ、メンタルダメージが深刻なのである。

 双子姉妹の一件も、ここに来て選手側が告発者に対して一部内容の訂正を求め、提訴に踏み切る気配を見せている。サッカーの元韓国代表MF、キ・ソンヨンも過去の性的いじめを暴露されたが、こちらは内容を全面否定し、暴露者に対して法的手段に訴えると強行姿勢の構えだ。

 いったいなにが真実で、なにが虚偽なのか。韓国スポーツ界はSNSの深い闇に翻弄され続けている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連フォト】“韓国いじめ騒動”の引き金となった双子姉妹…17歳当時、プロ入り決定直後の2ショット写真はこちら!

【PHOTOギャラリー】イ・ボミ、アン・シネ、ユ・ヒョンジュ…韓国が誇る美しき女子ゴルファーたちを一挙紹介!

参照元●スポーツソウル日本語版
いじめ疑惑で引退宣言の韓国バレー選手、被害者の暴露は“ウソ”だった「有名人の名前を挙げただけ」

NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号