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ゴルフ

渋野日向子にとって“五輪落選”はマイナスなのか?試行錯誤を重ねた22歳が目指すものとは

山西英希

2021.06.30

 五輪に出場したいなら次回のパリ五輪もある。それまでに米ツアーメンバーとして、どんどん経験を積んでいけばいい。もちろん、稲見や古江のように成長した若手が何人も現れ、渋野の行く手を阻むかもしれない。

 しかし、逆に渋野が力をつけてメジャーの優勝回数が増えている可能性だってある。低年齢化が激しいゴルフ界といえども、渋野だってまだ22歳であり、パリ五輪を迎えるときでも25歳にすぎない。20歳でメジャーチャンピオンとなったことで誤解されがちだが、ゴルファーとしての円熟期はこれから迎えるのだ。
 
 どんなに好調な選手でも必ず、結果を出せない時期は何度もある。あのタイガー・ウッズでさえ世界ランキング674位にまで落ちた経験を持つ。渋野のポテンシャルが高いのは誰もが認めているだけに、あとは渋野自身がそれをどこまで引き出していけるかが課題だ。そのための試行錯誤であり、米ツアー挑戦だったのではないか。大きな目標を成し遂げる過程において、今回の五輪落選にはマイナス要素が一切なかったと言える日がくることを信じたい。

文●山西英希

著者プロフィール/平成元年、出版社に入社し、ゴルフ雑誌編集部所属となる。主にレッスン、観戦記などのトーナメントの取材を担当。2000年に独立し、米PGAツアー、2007年から再び国内男子、女子ツアーを中心に取材する。現在はゴルフ雑誌、ネットを中心に寄稿する。

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