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ゴルフ

「不安だった。回り切れてよかった」渋野日向子が安堵の涙。キャディ陽性のアクシデントに見舞われ…【全米女子プロ選手権】

THE DIGEST編集部

2021.06.27

ラウンド前からハプニングに見舞われた渋野。ホールアウト後に現在の心境を明かした。(C)Getty Images

ラウンド前からハプニングに見舞われた渋野。ホールアウト後に現在の心境を明かした。(C)Getty Images

 現地時間6月26日、女子ゴルフの米メジャー第3戦『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』(米ジョージア州/アトランタアスレチッククラブ)は大会3日目が終了。カットラインギリギリで予選を突破していた渋野日向子は4つスコアを落とし、通算6オーバー・68位タイでホールアウトしている。

【PHOTO】68位に後退した渋野日向子、2020年を厳選ショットで振り返り!

 この日はラウンド前に帯同キャディの新型コロナ陽性が判明し、急遽ハウスキャディとのコンビでプレーに臨んだ渋野。インの前半12、16番をバーディ、14番をボギーとすると、続く17番でさらなる試練が訪れる。池ポチャを繰り返してこのホールを9オン1パットの「10」とし、後半で2つ返したものの、第3ラウンドは「76」でフィニッシュとなった。
 
 前日は「かなり遅くまで起きていて、今日回れるかどうかの結果を待っていた」という渋野。ラウンド後には「色々すごく不安だったんですけど、回り切れてよかった」と涙ながらに心境を明かし、「マネージャーさんもトレーナーさんも入れないという状況で、みなさんの声援のおかげで最後まで頑張れました」とファンへの感謝を示した。

 また、大叩きとなった17番については「まず距離を間違えるというところからだったので、本当に自分でもショックだった」と説明したうえで、「その後はいいゴルフができたんじゃないかと思う」とコメント。「最後までやり切れたことはいい経験だと思う。明日も今日よりはマシなプレーができるように頑張りたい」と最終日への意気込みを語った。

 現在の首位は、15アンダーのネリー・コルダ(米国)とリゼット・サラス(米国)。渋野のほかに日本から出場している笹生優花は、通算2オーバーで第3ラウンドをホールアウト。畑岡奈沙は3オーバー、上原彩子は8オーバーで予選ラウンド敗退を喫している。

構成●THE DIGEST編集部

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