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「恥を知りなさい!」怒れる米女優が近代五種で馬を殴打した独チームを痛烈批判!まさかの“買い取り”を表明【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.20

 ちなみにセントボーイはシュロイの愛馬ではなく、今回の競技のためにUIPMが選抜した良馬だ。

 近代五種では抽選で騎乗馬が決まるため、いわば当日の人馬はぶっつけ本番。シュロイの前にはROC(ロシア五輪委員会)のグルナス・グバイドゥリナがセントボーイに騎乗していて、同じく障害で引っかかって「失権」となった。ドイツ国内ではこのグバイドゥリナの騎乗がセントボーイを刺激し、続くシュロイにも影響したのではないかという指摘もある。

 今週水曜日、シュロイは批判に対する反論を展開した。セントボーイに乗る前から困難であることに気づき、「このまま競技が終わるかと思い、早い段階で涙を流していた。本当に絶望的な状況だったから」と説明。そのうえで「馬に対して特別酷い扱いをしたとは考えていない。ムチは事前にチェックされたものを使っていたし、ましてや動物虐待の認識なんて持っていない」と言い切った。
 
 一方で大バッシングによるメンタルダメージは相当なもので、「SNSで凄まじい憎悪に接した。私のようなを経験をした者は、そう簡単に回復はできない」と辛い現状を吐露。自身のSNSを封鎖したことも明かしている。

 いずれにせよ、馬を殴打した事実に変わりはなく、許される行為ではない。クオカは「すべてが愚かで不快きわまりない。騎手とトレーナーはみずからの行動を恥じるべきよ」と、最後まで手厳しかった。

構成●THE DIGEST編集部

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