専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

「ポイント獲得は現実的ではなかった」車のペース不足で失意を味わった角田裕毅に専門メディアは軒並み同情

THE DIGEST編集部

2021.11.23

『CRASH』もやはり「6」で、寸評では「アルファタウリのペースの欠如は、ツノダの早い段階での脱落を意味した。特に、同時にランス・ストロール(アストンマーティン)、ヴァルテリ・ボッタス(メルセデス)の2台に抜かれた場面は象徴的だった。チームは捨てバイザーを不調の要因に挙げたが、ガスリーですらペースがなかったのを見れば、ツノダにとってポイント獲得は現実的ではなかった」として、やはり車の問題が大きかったと強調。一方、「4」とかなり厳しい採点となった『THE RACE』も、寸評では同様の論調が記された。
 
「予選では直近の5レースで4度となるQ3進出を果たし、ガスリーがラストアタックをタイヤバーストによって台無しにしたとはいえ、彼に0.3秒差まで迫った。レースではソフトタイヤでの走行で苦労し、さらにリアウイングに捨てバイザーが引っかかったこともあり、早いピットストップを余儀なくされた。2ストップでは、タイヤのデグラデーションによって、ポイントを得るために必要なペースを生み出すことは不可能に……。車のベースは強いものの、それがレースでの良いペースに結びつかなかった」

 最後に、「7.5」とどこよりも高採点だったのは『F1i.com』。「素晴らしい週末のスタートを切り、予選では十分な強さを見せた。決勝には大きな期待を持って臨んだが、ソフトタイヤに苦しんで順位を下げ、終盤はダニエル・リカルド(マクラーレン)の後ろを走ったが、抜くことはできなかった。ルーキーにとっての慰めは、高評価を受け続けたガスリーですら、日曜日はショッキングな時間を過ごしたということだ」と、予選までの出来を評価するとともに、やはり決勝では車の不調の犠牲になったことが示された。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号