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モータースポーツ

海外メディアから同情の声が続々。走行前リタイアの角田裕毅に採点「7」の高評価も!西紙は信頼性欠如で「ホンダ」を酷評

THE DIGEST編集部

2022.03.30

 ちなみにスペインのスポーツ紙『MARCA』は、角田に対してではなく、アルファタウリのパワーユニットサプライヤー――「レッドブル・パワートレインズ」ではなく「ホンダ」と記述――に対して「1」という非常に低い採点を与え、「あわれなユウキは信頼性の欠如により、日曜日にレースをし損なった」と綴っている。
 
 そして、今回の角田の件を含め、この2戦でレッドブル・グループの4台全てを襲ったエンジン周りのトラブルについて、オランダの専門メディア『RN365』はクリスチャン・ホーナー代表の「もちろん心配しているが、まず何が起こり、原因が何であるかを理解する必要がある」とのコメントを紹介した。

 また、バーレーンGPでガスリーをリタイアに追い込んだと見られるバッテリーの問題について、製造元のホンダで分析する必要があるものの、航空機での搬送が禁じられているために船便を利用する必要があり、ゆえにトラブルの解決には時間がかかると説明。ホンダ撤退の弊害が思わぬ形で表われていることを示している。

 2つのレースで証明されたように、車は信頼性に欠けるものの、速さは有しており、また角田はコースに出れば安定したパフォーマンスを披露している。数々のメカニカルな問題が早期に解決され、存分に車とドライバーの能力が発揮できるようになることが求められる。

構成●THE DIGEST編集部

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