コンディション調整に必要な時間の確保とイタリアを縦断する長距離移動のアウェー戦が厳しい日程のなかで重なり、十分な練習ができなかったというミラノ。先発メンバーを交代させながらの試合進行だったが、大黒柱としてフル出場した背番号14は不屈のパフォーマンスで満身創痍のチームを勝利へと牽引した。
【関連記事】「鬼スタイルええのぅ」狩野舞子が“ミニスカート姿”でのゴルフ動画を披露！「美脚もナイス」と大反響 　試合後に石川は、負傷者を抱え変則的なメンバー構成だったターラントへの対応について、「それに関係なく自分たちのパフォーマンスを出すことができた」と及第点をつけた。予選ラウンド突破への最後の関門となる最終戦へ向け、「勝って上位４チームに入らないと準決勝進出が確実にはならない。勝てるようにコンディションをしっかり整え、ベストパフォーマンスを出せるよう準備していきたい」と力強く意気込みを述べた。

　４戦を終えて、１位（勝ち点11）ブルーエナジー・ピアチェンツァと２位（勝ち点９）トップバレー・チステルナの決勝ラウンド準決勝進出が確定。休む間もなく３日後に待ち受ける予選ラストマッチ（日本時間５月４日午前３時30分開始予定）で残り２枠を狙うミラノは、ピアチェンツァとの重要なホーム戦に挑む。

構成●THE DIGEST編集部