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モータースポーツ

【F1】「6位こそが正当」角田裕毅、不運な13位フィニッシュも…各国メディアは高採点&高評価!

THE DIGEST編集部

2022.06.15

 オランダの『GPBLOG』は結果重視のためか「5」と採点は厳しめだが、「角田は週末を通して力強いパフォーマンスを発揮したが、DRSが半分になったことで、余計なピットストップを強いられ、ポイント圏外へ転落した」と寸評は比較的ポジティブなものに。スペインの『F1i.com』は「7.5」で、以下のように角田の週末を振り返っている。
 
「アルファタウリはモナコよりも、バクーの市街地コースに合っており、角田も活気づいて見えた。初日は両セッションでトップ10入りし、ガスリーにも肉迫。予選も8番手に入り、決勝では1周目でヴェッテルに抜かれるも、ピットインで順位を取り戻してからは、25周にわたってアストンマーティンの前を走った。しかし、不幸にもリアウイングのトラブルで修理を余儀なくされ、DRSも使えなくなり、彼のレースは台無しとなった。ガスリーに次ぐ6位こそが、より正当な“報酬”だったと言えよう」

 英国のスポーツ専門サイト『sportskeeda』は「日本人ドライバーは、バクーで力強いドラビングを披露した。予選ではガスリーにわずかに及ばなかったが、印象的な8番手のグリッドを手に入れ、レースでも非常に良かったが、DRSのフラップ破損で彼の日曜日は台無しとなった。それでも、角田の週末は素晴らしいものだった。彼自身は嬉しくなかっただろうが……」と称賛。採点は「7」だった。

 スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』の評価は、ドライバーだけでなく、チームなどもまじえて評価。その中で、「ホンダ」に「6」の及第点が与えられた。これはレッドブル・グループにパワーユニットを供給している「レッドブル・パワートレインズ」のことを指し、今回、1、2、5位を占めたことで、「(レッドブルだけでなく)アルファタウリをも躍進させた。今後どうなるかは分からないが、とにかく大きな扉を開いた」と賛辞を贈っている。

一方で、アルファタウリには別に「4」の厳しい評価が下されているが、こちらは「角田のDRSのフラップをダクトテープで固定するという面白い瞬間だったが、雑な作業とウイングの破損という、安全性への影響が高いため、チームとしては不適当な行為だった」と理由が綴られた。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】角田裕毅が操るマシンのリアウイングが破損…まさかのテープ固定で再びレースへ

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