専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
モータースポーツ

【F1】ガスリーの真の狙いはマクラーレン「リカルドのシート」? アルファタウリと契約延長で、角田裕毅の去就に影響は!?

THE DIGEST編集部

2022.06.27

 さて、ガスリーのアルファタウリ残留は決まったが、角田裕毅の去就についてはまだ、動きは見えない。今季はルーキーイヤーの昨季と比べて明らかな成長が感じられる22歳の日本人ドライバーに対する評価は高まっているようだが、一方でまだ懐疑的な見方も少なからず残っており、カナダGPでのミスもあって、来季のシート確保に対して懸念を示す海外メディアも存在する。
 
 しかし、『planetf1』は「良いフォームを見つけ、今季は成熟さを示しているため、下部カテゴリーからの突き上げにパニックになる理由はほとんどない」と、シートは安泰であると断定し、さらにガスリー離脱後には角田が経験を積んだファーストドライバーとして、レッドブル・ジュニアチームから昇格した若いドライバーとコンビを組むことになるとの展望も示している。

 一方、ガスリーが2024年以降もアルファタウリに留まる可能性も決してゼロというわけでなく、その場合、英国のモータースポーツ専門メディア『THE RACE』はこのフランス人がもう1枠に収まるドライバーを査定する「基準」となり、角田は、リアム・ローソン、デニス・ハウガー、岩佐歩夢との争い(人種差別発言をしたユーリ・ヴィップスは完全に脱落したようだ)を強いられることになるかもしれないと指摘する。

 ただ他にも複数メディアが、角田については昨季より良いドライビングを見せているため、ほぼシートを確保していると楽観的な見方を示しており、イギリスGP以降でこれまでと変わらぬ安定したパフォーマンスを維持できれば、来季にF1でのキャリア3年目を迎えるのは確実だと言えそうである。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】英専門メディアが角田裕毅を「今季株を上げたドライバー」に選出! 2年目の進化に注目度上昇

【関連記事】ガスリー、来季はメルセデス移籍も選択肢に!? 今季は角田裕毅にポイント先行許すも「仕事上の関係は格段に良くなった」

【関連記事】「マルコ顧問の舌打ちが聞こえてきそう」 カナダGPリタイアの角田裕毅に軒並み最低採点、酷評も

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号