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【札幌記念】タフなレースを制したジャックドールはポテンシャル開花か!? 5着に敗れたソダシはマイル戦で再起へ

THE DIGEST編集部

2022.08.22

 2着のパンサラッサは”大逃げ”がウリだったが、レースを重ねるにつれて、どうやらスタートダッシュの鈍さが出てきた模様。本来なら3~4コーナーで後続を突き放したかったのだろうが、ジャックドールに並びかけられると粘りを見せるなど、能力に衰えは見られない。願わくば気風のいい逃げを打ってほしいところだが、これはファンの我がままというものだろうか。
 


 決してタフな馬場が得意とはいえないウインマリリンの3着は健闘と言っていい。直線でも迫る後続を抑え切ったのは、この馬の勝負根性が蘇ってきたことを示すもの。秋に向けて上々のステップとなった。

 さて、連覇を目指しながら5着に敗れたソダシだが、須貝調教師がレース後、「これで(マイル戦が適距離であることが)はっきりした」と述べているように、4歳となって2000mの距離が合わなくなっていた可能性がある。吉田隼人騎手は「折り合いもついていた」とコメントしているが、向正面でやや行きたがる素振りを見せるなど、1600mの早い流れに慣れたため、2000mのゆったりしたペースで我慢が利きにくくなっているのかもしれない。

 陣営は秋の目標をマイルチャンピオンシップ(GⅠ、阪神・1600m)とすることを明かしており、4戦4勝という芝のマイル戦で再起を図ることになる。
<了>

構成●三好達彦
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