ただし時間を追うごとに、ワイルドナイツは微修正を施す。向こうの攻め手の並びに、自軍の防御網が符合するよう立ち位置を整えた。
そして7点のビハインドを追っていた後半15分、自陣10メートル線付近でデアレンデが際立つ。
フランカーのベン・ガンターと一緒に相手走者を掴み上げ、球出しを遅らせる。その間、残った防御役が列をなし、サンゴリアスの展開を封じにかかる。
最後はアウトサイドセンターのディラン・ライリーがインターセプト。快足を飛ばす。トライで点差を詰めた。
直後のコンバージョン成功でタイスコアとしたワイルドナイツは、結局、41―29で快勝した。渋く光った防御について、デアレンデは組織の一員として述べた。
「チョークタックル(相手を掴み上げる防御)ができたことでブレイクダウン(接点での球出し)を遅らせ、(チーム全体の)ディフェンスのセットがよくなりました」
4強以上でのプレーオフ行きはすでに決定。日本一を争う5月、2人はさらに真骨頂を示しそうだ。
文句なしの個の力を、文句なしのチームの力に繋げる。
取材・文●向風見也
【動画】後半の組織防御が光った東京SG戦をチェック
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そして7点のビハインドを追っていた後半15分、自陣10メートル線付近でデアレンデが際立つ。
フランカーのベン・ガンターと一緒に相手走者を掴み上げ、球出しを遅らせる。その間、残った防御役が列をなし、サンゴリアスの展開を封じにかかる。
最後はアウトサイドセンターのディラン・ライリーがインターセプト。快足を飛ばす。トライで点差を詰めた。
直後のコンバージョン成功でタイスコアとしたワイルドナイツは、結局、41―29で快勝した。渋く光った防御について、デアレンデは組織の一員として述べた。
「チョークタックル(相手を掴み上げる防御)ができたことでブレイクダウン(接点での球出し)を遅らせ、(チーム全体の)ディフェンスのセットがよくなりました」
4強以上でのプレーオフ行きはすでに決定。日本一を争う5月、2人はさらに真骨頂を示しそうだ。
文句なしの個の力を、文句なしのチームの力に繋げる。
取材・文●向風見也
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