サーブレシーブ(レセプション)やサーブという、以前から持ち味としてきた武器にもさらに磨きがかかった。
後衛でリベロの山本智大(前堺)と石川、高橋の3人で守るケースでは、石川の攻撃面での負担を減らすため、山本と2人でカバーするように努める。
「(サーブレシーブで)石川選手の負担を軽減するのが自分の役割。僕を(サーブで)狙ってくれた方が、日本代表にとっていい形になります。どんどん狙ってくれた方がありがたい」。自身のサーブレシーブからの攻撃が、日本代表のリズムを作ることにつながるという自信がみなぎる。
また、スパイクレシーブ(ディグ)の精度も上がったが、 見逃せないのが、フィジカル面での変化だ。
「イタリアでは、週3回、しっかりとトレーニングをして来ました。筋肉にいいように食事面も管理したことでスパイクやサーブがヒットした瞬間に、かなりの力が伝わっていると感じます。体幹のブレが少なくなり力が伝えられるといういい感覚が、フィジカルが上がった部分なのかなと思います」と高橋。
フィリップ・ブラン監督も「石川とともに、イタリアという厳しいリーグで、常に成長していると感じさせた。高橋は肉体的にも大きな変化があった」と、フィジカル面での強化を証言する。
そのフィジカル面での変化を感じさせる場面が、VNL初戦となった6月5日のイラン戦でいきなり飛び出した。
第1セットのスタート。相手レフトからのクロスを、高橋が左に飛び込み左手一本で拾った。ボールは直接、イランのコートに返ったが、バックアタックをブロック陣がワンタッチをとり、最後は石川が決めて幸先のよい1点目を挙げた。
「超ファインプレーでしたね。スタンドで観ていましたが、思わず声が出ました」と振り返るのは、男子の南部正司強化委員長だ。「ワンハンドで上げましたが、これまでの高橋ならボールを弾き飛ばされていたのではないでしょうか。イタリアで、体格面で劣る部分をフィジカル面で強化したところが窺えました」という。
ここから日本は3連続得点でリズムに乗り、アジアで最大の敵、イランをストレートで下した。
「バックロー(後衛)からのスタートだったので、ディフェンスが重要になると思っていました。ブレイクを取れたので、すごくいいスタートになりました」と高橋。中盤にも半身になって片手でディグをするなど、チームに貢献。サービスエースを含め、10得点と石川(20得点)に次ぐ活躍だった。
後衛でリベロの山本智大(前堺)と石川、高橋の3人で守るケースでは、石川の攻撃面での負担を減らすため、山本と2人でカバーするように努める。
「(サーブレシーブで)石川選手の負担を軽減するのが自分の役割。僕を(サーブで)狙ってくれた方が、日本代表にとっていい形になります。どんどん狙ってくれた方がありがたい」。自身のサーブレシーブからの攻撃が、日本代表のリズムを作ることにつながるという自信がみなぎる。
また、スパイクレシーブ(ディグ)の精度も上がったが、 見逃せないのが、フィジカル面での変化だ。
「イタリアでは、週3回、しっかりとトレーニングをして来ました。筋肉にいいように食事面も管理したことでスパイクやサーブがヒットした瞬間に、かなりの力が伝わっていると感じます。体幹のブレが少なくなり力が伝えられるといういい感覚が、フィジカルが上がった部分なのかなと思います」と高橋。
フィリップ・ブラン監督も「石川とともに、イタリアという厳しいリーグで、常に成長していると感じさせた。高橋は肉体的にも大きな変化があった」と、フィジカル面での強化を証言する。
そのフィジカル面での変化を感じさせる場面が、VNL初戦となった6月5日のイラン戦でいきなり飛び出した。
第1セットのスタート。相手レフトからのクロスを、高橋が左に飛び込み左手一本で拾った。ボールは直接、イランのコートに返ったが、バックアタックをブロック陣がワンタッチをとり、最後は石川が決めて幸先のよい1点目を挙げた。
「超ファインプレーでしたね。スタンドで観ていましたが、思わず声が出ました」と振り返るのは、男子の南部正司強化委員長だ。「ワンハンドで上げましたが、これまでの高橋ならボールを弾き飛ばされていたのではないでしょうか。イタリアで、体格面で劣る部分をフィジカル面で強化したところが窺えました」という。
ここから日本は3連続得点でリズムに乗り、アジアで最大の敵、イランをストレートで下した。
「バックロー(後衛)からのスタートだったので、ディフェンスが重要になると思っていました。ブレイクを取れたので、すごくいいスタートになりました」と高橋。中盤にも半身になって片手でディグをするなど、チームに貢献。サービスエースを含め、10得点と石川(20得点)に次ぐ活躍だった。